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いまだかつてない人道危機の苦境の中で 「パレスチナ緊急支援募金」への更なる協力のお願い

認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会(以下、国連WFP協会、神奈川県横浜市:安藤宏基会長)は、本日10月7日、紛争激化から1年を迎える「パレスチナ緊急食料支援」への更なる協力のお願いを呼びかけます。
, 国連WFP協会
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食料セットを運ぶ子どもたち。国連WFPは各家庭に毎月、缶詰など様々な食料が入った箱を2つと小麦粉25kgを提供しています。受け取った食料だけしか食べるものがない家族もいます。© WFP/Ali Jadallah

パレスチナ、ガザ地区は、昨年10月7日に紛争が激化し、国連WFPの緊急支援活動が始動してから約1年が経ちますが、未だかつてない人道危機の苦境に立たされています。

昨年10月以降、8,878台以上の国連WFPのトラックが少なくとも14万1,919トンの食料をガザに届けました。ガザ地区の人口の96%が深刻な急性の飢餓に直面しており、このうち50万人以上の人びとが、飢餓のレベルが最も重く、命に関わるような「壊滅的な飢餓」に瀕しています。

当初、飢餓の深刻化が心配されたガザ地区北部では、食料配給や栄養サービスの増加により、さらなる悪化を食い止められています。それでも紛争が続く限り、ガザ地区全体における飢餓の危険性は依然として高いままです。国連WFPは、毎月ガザ地区全体で100万人以上の人びとを支援していますが、南部や中央部への支援アクセスが限られているため、配給量を減らさざるを得ない状況です。そのような中でも、南部のラファから新たに避難してきた家族に温かい食事を優先して提供しています。

また、ヨルダン川西岸地区の状況は急速に悪化しており、大規模なイスラエル軍の作戦によって多くの死傷者が出ています。

国連WFPは9月の第1週だけで、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で、ガザの22万4,000人を含む計36万5,000人近くの人びとに支援を行いました。しかし厳しい冬が近づく中、ガザ地区の状況がさらに悪化し、道路の損壊により、人びとの生存に不可欠な食料、水、医薬品、衛生用品の輸送が困難になることが強く懸念されています。

■寄付受付および最新情報:
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【WFP国連世界食糧計画(国連WFP)について】
飢餓の撲滅を使命に活動する国連唯一の食料支援機関です。2023年は120以上の国と地域で1億5,200万人の人びとに食料を届けました。紛争や自然災害発生時における緊急支援や、長期的に人びとを支えていく開発支援を行っています。2020年ノーベル平和賞受賞。

【認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP協会)について】
国連WFPを支援する認定NPO法人で、日本における国連WFPへの民間の公式寄付窓口です。募金活動、企業・団体との連携や広報活動によって、日本における支援の輪を広げています。2024年外務大臣表彰受賞。
 


 

 

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