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国連世界食糧計画(WFP)国会議員連盟 特別総会に安藤 宏基会長が出席

~G7広島サミットを前に官民一体となった連帯を呼びかける~

認定NPO法人国連WFP協会(横浜市)の安藤宏基会長は、4月24日(月)17時より行われた国連世界食糧計画(WFP)国会議員連盟 特別総会に出席しました。その中で、日本における民間分野の活動状況を報告し、世界的な食料危機の解決に向けた官民一体となったより一層の連帯を呼びかけました。

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(c)JAWFP

 

国連世界食糧計画(WFP)国会議員連盟 特別総会 

今回の特別総会は、G7 農林水産大臣会合に合わせ訪日したシンディ・マケイン国連WFP本部新事務局長も出席。WFP日本事務所より世界の飢餓の現状等を報告し、5月19日から広島で始まるG7 サミットに合わせ、今後、日本が目指すべき支援の在り方等を議論しました。

冒頭、高村正大WFP議連会長が、戦後様々な国から支援を受けて豊かな国を作ってきた日本の責任として、世界の困っている人を助けていきたいと開会挨拶をしました。河野太郎WFP議連最高顧問 デジタル大臣からは、日本や世界経済が停滞する中、日本でさえも食の安全保障について考えなければならなくなったことに触れ、国連WFPとの連携強化の重要性を強調しました。シンディ・マケイン国連WFP本部新事務局長は、日本のこれまでの寛大なサポートに感謝すると同時に、深刻化する世界の飢餓解決に向けて日本との更なる連帯を求めました。国連WFP協会会長安藤宏基からは、民間からの寄付金が安定して増加していることを報告。焼家直絵WFP日本事務所代表からは、来月開催されるG7広島サミットでの議長国としての日本政府のリーダーシップに期待が寄せられました。意見交換では、出席議員より質問が多く寄せられ活発な議論となりました。

<式次第>

1.開会

2.挨拶:高村正大 WFP議連会長

3.挨拶:河野太郎 WFP議連最高顧問 デジタル大臣

4.挨拶:シンディ・マケイン国連WFP本部新事務局長

5.挨拶:安藤宏基 国連WFP協会会長 (日清食品ホールディングス代表取締役社長・CEO)

6.活動報告:焼家直絵 WFP日本事務所代表

7.意見交換                                   

8.要望について

9.閉会   

 

国連WFP協会安藤宏基会長によるコメント

会長の安藤宏基は、「2010年に会長職についた際は5億円だった民間寄付について、2023年は実に43億円をお預かりした。政府の拠出金に比べればわずかだが、民間の皆さまからの寄付金は安定して増加してきている。国連WFPの活動は平和の礎。これからも民間からの寄付を拡大していきたい」と力強く述べました。

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■国連WFPとは

飢餓をなくすことを使命に活動する、国連唯一の食料支援機関です。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、毎年123の国と地域で1億人を超える人々に食料支援を行っています。2020年にはノーベル平和賞を受賞しました。

■認定NPO法人 国連WFP協会とは

国連WFPを支援する認定NPOで日本における国連WFPの公式支援窓口です。募金活動のほか、企業・団体との連携、広報を通じて、日本における支援の輪を広げています。

 

<本件に関するお問合せ先> 

認定NPO法人国連WFP協会 広報 渡邊

TEL:045-221-2515 FAX:045-221-2534

E-mail:  pr@jawfp.org

 

 

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