WFPとPDCは災害への備えと対応で協力
「私たちは、あらゆる場所で飢餓と闘う国連WFPの活動を支援できることを嬉しく思います。共に、気候変動や新型コロナウィルスなどのショックに各国政府や地域社会が対応できるよう、我々の能力やプログラムをより先取りしたものにしていきたいと考えています。」とPDCのレイ・シャーホーダイ事務局長は述べました。
このパートナーシップの下での活動は、災害計画と備え、リスクと脆弱性評価の方法論と応用、オールハザード・モニタリング、早期警報と通知システム、パートナーの能力強化、そしてこれらの活動を促進するために開発されるツールと製品の構造に焦点を当てています。
「アジア太平洋地域は世界で最も災害が発生しやすい地域です。PDCとの協力は、政府、コミュニティ、家族が様々な衝撃に備えられるよう支援します。より良い準備をすることで、私たちは皆、命を救い、経済的損失を減らすために、より迅速に行動することができます。」と国連WFP アジア太平洋地域事務所のジョン・アリフ代表は述べています。
基本合意書(MoU)の調印に先立ち、両機関は災害曝露の共同分析(JADE)などの分析製品で協力してきました。これは世界中の人道的パートナーや各国政府が災害リスク軽減のために利用してきました。
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国連WFPについて
国連世界食糧計画(WFP)は2020年のノーベル平和賞受賞者です。国連WFPは世界最大の人道支援機関です。緊急時に人々の命を救う食料支援を届けるとともに、社会の繁栄を築き、紛争や自然災害、気候変動の影響から再起する人々の持続可能な未来を支えています。
太平洋災害センター(PDC)
PDCはハワイ大学が運営する応用研究センターで、災害軽減、準備、対応、復旧の分野を発展させるための新しい技術やベストプラクティスを開発しています。より安全で災害に強い世界を実現するために、世界中の非営利団体や政府機関の最も厳しいニーズをサポートしています。