WFP声明文 WFP、ソマリア中部での職員殺害を非難
ローマ発: WFPは23日、ソマリアで支援活動に携わっていた職員2名と協力団体のNGO職員1名が殺害されたことを明らかにした。
殺害されたのは、WFP職員のムヘディン・ヤロー氏、モハメッド・サラド氏、そしてNGO職員のアブデュラヒ・アリ氏。3人はソマリア中部ヒーランで国内避難民キャンプや食糧配給状況を調査中だったところを銃で撃たれた。報道によれば、犯人は地元当局に身柄を拘束されている。
ヤロー氏は54歳でWFP勤続13年、サラド氏は28歳でWFP勤続2年だった。WFPは、人々を助けることに生涯を捧げた3人の人道支援者の死を悼み、このような非道行為を強く非難する。
WFPはヒーランで、栄養不足に苦しむ子どもたちや国内避難民へ食糧支援を実施している。ヒーランは「アフリカの角」地域の干ばつの影響を大きく受けた地域の一つ。