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WFP、フィリピン台風被災者に緊急食糧支援

WFP、フィリピン台風被災者に緊急食糧支援
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マニラ発
WFP 国連世界食糧計画(WFP)は、25日に台風がフィリピンを直撃し、深刻な洪水被害が発生していることを受け、フィリピン政府の救援活動を支援することを発表した。WFPは初期対応として、被災者およそ18万人に対し食糧支援を行う。

記録的な大雨の影響で首都マニラ市内の8割が冠水。70人以上が死亡、45万人以上が被災し、少なくとも14万5千万人が避難している。フィリピン政府はマニラや周辺25州を災害地域に指定した。

「このような深刻な災害が発生し、多くの方々が被災されたことは誠に遺憾です。WFPはフィリピン政府と連携し、迅速な支援を行います。」とステファン・アンダーソンWFPフィリピン事務所代表は述べた。WFPは、最も被害の大きい地域に住む17万8千人の被災者に対し、740トン以上の米を配給する予定。

27日には、WFP職員が政府のヘリコプターに同乗し、上空から被災現場を視察した。
政府と国連機関は救援計画策定のため、合同で被災地の調査を進めている。

予報では今週中にさらに2つの台風がフィリピンを直撃する恐れがあり、現地では迅速な対応が求められている。