WFP 国連世界食糧計画、アーサリン・カズンの事務局長内定を歓迎
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ローマ発
WFP 国連世界食糧計画は、国連事務総長の承認をもって、本日アーサリン・カズンの次期事務局長への就任内定を歓迎した。カズンは現事務局長、ジョゼット・シーランの後継者となる。
「WFPを率いるというのは大変な栄誉であり、世界の最も弱き立場にある人たちとつながる重要な任務です。世界の国々で多くの人々が飢餓に苦しむ困難な時代に、カズン氏が大きな成果を出せるよう、私も最大限のサポートをします。」と、シーランは新事務局長の就任内定を歓迎した。
カズンは、国連食糧農業機関(FAO)やWFPなど、イタリア・ローマに本部を置く食糧農業関連の国連諸機関に派遣されている現アメリカ政府代表である。
WFP執行理事会の理事長を務めるジム・ハービー氏は「WFPの執行理事会を代表して、アーサリン・カズン氏の次期事務局長就任を歓迎いたします。カズン氏とはこれまで執行理事会で共に仕事をしてきましたが、その手腕は高く評価されています。今後のWFP事務局長としての活躍に大いに期待を寄せています。また、ジョゼット・シーラン氏のWFPにおける功績を称えると同時に、世界経済フォーラムの副会長就任を祝福いたします。この2人は、世界の飢餓撲滅に向けてなくてはならない存在です。」と語った。
カズンは、シーランの任期満了と世界経済フォーラム副会長への就任に伴い、今年4月からWFPの事務局長に就任する予定。