スティーブン・アンダーソン 国連WFP日本事務所代表と元国連WFPアジア局長 忍足謙朗が熊本を訪問
アンダーソン 国連WFP日本事務所代表と忍足元国連WFPアジア局長は、最初に、阿蘇西小学校の避難所、そして益城町総合運動公園の避難所などを訪れて、現在の避難所の様子を伺いました。
(写真上)避難所責任者の方より説明を受ける、アンダーソン 国連WFP日本事務所代表(左から2番目)と、忍足 元国連WFPアジア局長(右から2番目)。
(写真上)今なお、多くの方々が避難されている、益城町総合運動公園
また、アンダーソン 国連WFP日本事務所代表と忍足元国連WFPアジア局長は、大津町と嘉島町に建てられた、国連WFPの大型可動式倉庫(10x24 m )が、現在、どのように支援活動に役立てられているのかを見るため、それぞれの町を訪れました。
大津町では、現在、支援物資の貯蔵庫として使用されている、国連WFPの倉庫を視察し、国連WFPから大津町への倉庫の引渡しに立ち会いました。この地域では、国連WFPの倉庫が完成するまでは、支援物資は大津中学校に備蓄されていましたが、ゴールデンウィーク後の学校の再開に間に合うように、新しい国連WFPの倉庫へと移動されました。
(写真上)現在、支援物資貯蔵庫として使用されている、大津町に建てられた国連WFPの大型倉庫内。
(写真上)大津町役場にて、国連WFPの大型可動式倉庫が、家入勲 大津町町長へと引渡されました。
視察中、二人は、行政やNPO・ボランティア団体をつなぐ役割を担う、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)を訪問しました。JVOADには、現在2名の国連WFPの職員が出向中です。支援の専門家である国連WFP職員の知見が、どのように支援の現場の調整に活かされているのかを確認しました。
(写真上)支援調整会議に出席する二人。