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シリア緊急支援 ~国連WFP事務局長、トルコのシリア難民を訪問~

シリア緊急支援 ~国連WFP事務局長、トルコのシリア難民を訪問~
キリス(トルコ)発 今週、アーサリン・カズン国連WFP事務局長はトルコを訪問し、トルコ政府とシリア難民支援について協議したほか、シリアとの国境沿いにあるキリス難民キャンプでシリア難民と交流しました。

 カズン事務局長はイスタンブールとアンカラにて政府高官と会い、シリア難民を温かく迎え入れているトルコ政府や国民の対応に謝意を伝えました。

その後、トルコの財務大臣や高官らと、キリス難民キャンプのシリア難民を訪問し、悪化の一途をたどるシリア国内の人道状況について聞きました。

 

国連WFPはトルコで昨年10月より、トルコ赤新月社の協力のもと、難民に電子食糧カードを配布しています。カードには電子マネーがチャージされ、特定の店で食品を買うことができます。このカードを使えば、好みの食品を購入でき、また好きな方法で調理することができます。カズン事務局長はキリス難民キャンプ内のスーパーを訪れ、電子食糧カードで生鮮食料品を買っていた女性たちと話をしました。国連WFPは今年6月までにこの「デジタル(電子)食糧支援」の対象人数を10万人に拡大する予定です。

 

カズン事務局長は、「ここにいるシリア難民の方たちは、とてもつらい思いをしてきました。大切な人を失い、祖国に残してきた人たちと家の心配をしなければならないのです。私たちは、トルコであれ、ほかの国であれ、周辺国に逃げてきたシリア難民の方々を支え続けます。」と述べました。

 

トルコには現在20万人を超えるシリア難民が、14の難民キャンプや地元コミュニティーなどで暮らしています。キリス難民キャンプはシリアの都市アレッポから50キロのところにあり、最も初期に設立されました。

 

国連WFPはシリア周辺のイラク、ヨルダン、レバノン、トルコに逃れたシリア難民に対し食糧支援を行っています。現在、これらの国ではシリア人60万人が難民登録済み、もしくは登録待ちの状況で、国連WFPは食糧支援の対象を75万人に拡大する予定です。また、シリア国内ではシリア赤新月社やその他の団体と連携し、150万人に食糧を届けています。

 

 

【シリア緊急支援にご協力ください】

 

<寄付方法>

▼クレジットカードで

WFPホームページから

http://ja.wfp.org/get-involved/personal

※使途選択で「緊急支援」をご選択ください。

 

電話から 0120-496-819(通話料無料)

 

▼ゆうちょ銀行から

口座番号:00290-8-37418 加入者名:国連WFP協会

※通信欄に「シリア」とご記入ください。

 

▼手数料無料振込口座から

三菱東京UFJ銀行 店名:本店(店番001

口座種類・口座番号:普通預金 0887110

口座名:トクヒ)コクレンWFPキヨウカイ

※使途指定と領収書発行につきましては、国連WFPまでご連絡ください。

 

【お問い合わせ】国連WFP

電話:0120-496-819 9:0018:00(年末年始を除く毎日)携帯電話・PHSからもつながります