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サイクロン被害のミャンマーで食糧支援開始

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大型サイクロンに直撃され大きな被害が出ているミャンマーで、WFPは6日、食糧支援を開始した。

WFPはミャンマー国内に800トンの食糧を備蓄していたが、うち30トンをヤンゴン周辺で配給。沿岸部では道路が寸断されており、物資輸送は困難を極めているが、7日には、大きな被害を受けたエヤワディ管区のラブッタにも食糧を輸送するほか、順次、支援規模を拡大する予定だ。

また、WFPは7日、すぐに食べられる高カロリービスケット45トンなどの食糧やテントなどの救援物資を、バングラデシュやアラブ首長国連邦などから空輸した。物資は8日には現地に到着し、最も被害を受けた地域で配給される予定だ。

サイクロン被害を受け、WFPは6日、50万ドル規模の緊急支援を取り急ぎ開始。被害実態の緊急調査およびミャンマー政府との協議を経て、数日後にはさらに大規模な緊急支援に着手する予定だ。

緊急支援の必要性が増す一方で、ミャンマー政府により食糧などの物資およびWFPなどの国連職員の移動は規制されており、支援関係者の入国に必要なビザも発給されていない。

クリス・ケイWFPミャンマー事務所長は「ミャンマー政府からは貴重な支援を受けている。最も被害を受けた被災者の支援を行なうためには、さらなる協力が必要だ」と述べている。

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