ミャンマー、ラカイン州で緊急支援を拡大
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ヤンゴン発
WFPは、ミャンマーのラカイン州における対立により、避難を余儀なくされている人々を対象に、緊急食糧支援を拡大している。特に、インフラの整備が遅れている遠隔地域では、WFPは先に支援を開始、数日中にさらに拡大していく予定。
支援活動の最新状況は以下の通り。
●WFPは避難民66,000人以上を対象に米、豆、食用油などの食糧を配給
●WFPは避難民に配布するための食糧(米、豆類、油、栄養価の高いスーパーシリアルと呼ばれる穀物のブレンドなど)を4つの倉庫に約2,800トンを備蓄。すぐに配給できるよう準備を整えている
●WFPは妊婦・授乳中の母親や3歳未満の子どもたち対象に配布される栄養強化食品、スーパーシリアルを配布する予定
●現地は道路や橋などのインフラが整っておらず、アクセスが極めて困難。避難民なかには、小型トラックでないと食糧を届けることのできない地域で支援を待っている人々もいる。
●現在、WFPはおよそ9万人の避難民がいると試算。WFPは向こう3ヶ月間支援活動を行えるよう、各国に支援を呼びかけている。
●16日にはWFPミャンマー事務所のチームがSittweに入り、支援活動を拡大。20日には別のチームがMaungdawに入り、活動を拡大
●今後、どのような支援が必要かを見極めるため視察チームが構成される予定。