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カズン国連WFP事務局長 、ヨルダンのザアトリ難民キャンプ再訪問

カズン国連WFP事務局長 、ヨルダンのザアトリ難民キャンプ再訪問
ヨルダンへ脱出するシリア難民が増え続ける中、1月26日、アーサリン・カズン国連WFP事務局長は同国のザアトリ難民キャンプを再訪問しました。

カズン国連WFP事務局長がこのキャンプを訪れたのは、昨年11月に続いて2回目です。今回は、イギリスの国際開発大臣ジャスティン・グリーニング氏と共に同キャンプを訪れました。 

訪問中、カズン氏は国境を前夜に越えたばかりの難民と会いました。カズン氏は「国連WFPは国境を越えた人々に提供する食糧を増やしていますが、事態はますます悪化しており、ヨルダンなどの周辺国ではこの危機に対応できる資源が枯渇してきています」と述べました。 

ザアトリ難民キャンプには今年の初めから3万人以上のシリア人が到着し、千を超える人々が毎夜国境を越えています。国連WFPはキャンプに到着したばかりのシリア難民にはすぐに食べられる食事を提供し、その後キャンプに居を構えた人々には共同調理場で調理できる食糧を配っています。 

国連WFPは新たに到着する人々の食糧需要に対応するため、10万食分の食糧を今後数日で備えます。さらに国連WFPは毎日配っているパンの量を15.5トン以上に増やし、さらに需要が増加した場合に備えて予備のパン屋も確保しています。 

しかし難民数の増加に伴って資源の確保は難しくなっています。カズン氏は「今の時点では、ヨルダンにおいて10万人のシリア難民の食糧需要に1ヶ月間対応できる分の食糧備蓄があります。が、今後支援を続けていくためには、さらなる資金調達が喫緊の課題です」と述べました。 

国連WFPがヨルダン、レバノン、イラク、トルコ、エジプトで行っている支援活動を今年の6月まで継続するためには、1億3200万米ドルが必要です。この5カ国における支援活動の全体予算は2億米ドルとなっています。今までは、日本やアメリカ、イギリス、カナダ、欧州委員会などからの拠出金に支えられ、この地域で25万人の難民に支援を届けてきました。 

シリア周辺国では国連難民高等弁務官事務所(UNCHR)に登録し、あるいは登録待ちのシリア人が60万人います。これらの国々において難民のニーズを査定した結果、食糧が最優先課題であるとの結果が出ており、国連WFPは今年の半ばまでに75万人の人々に食糧を提供できるよう、活動を拡大しています。

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