パキスタン・バロチスタン州の地震被災者2万人に食糧支援
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イスラマバード発 2008年10月31日
WFP国連世界食糧計画は、29日にパキスタン南西部のバロチスタン州を襲った地震で被災した2万人の人々に対して食糧支援を開始する予定である。
「迅速に対応できるよう、クウェッタやペシャワールにあるWFPの保管倉庫から食糧を取り寄せ、最も食糧を必要としている人々に届けます」と、WFPパキスタン事務所長のウォルフガング・ハービリンガーは話している。
WFPはまず初めに700トンの乾燥食品を被災地へ届ける。小麦粉、豆類、食用油、塩など2か月分が配給される予定。
マグニチュード6.4を記録した今回の地震は170人の死者と多くの負傷者を出した。震源地はクウェッタから80キロ北西のチルタン山地とされている。周辺の小さな村々を含む幅広い地域が被害を受けた。