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ガザに関する声明

この4週間で、WFP国連世界食糧計画がガザ内部に届けることができた支援食料は、わずか9,000トンにすぎません。これは、210万人の飢えた人々が必要としている量のごく一部にすぎません。

さらに深刻なのは、わずかに届けられた支援食料を求める中で、多くの人々が命を落としているという現実です。

食料配給の大幅な拡大によってのみ、状況を安定させ、不安を和らげ、これからより多くの食料が届くという地域社会の信頼を取り戻すことができます。

より安全で確実な輸送ルート、迅速な通行許可、信頼できる通信手段、そしてさらなる国境検問所の開放が、今すぐに必要とされています。

飢餓への恐れと食料への切実な欲求が、多くの人々を輸送ルート沿いに集まらせ、人道支援物資を通過中に手に入れようとしています。

そうした中で、命をつなぐ支援を求める人々が命を落としたり、負傷したりするような暴力は、決して許されるものではありません。

WFPは引き続き、すべての民間人と人道支援従事者の保護を求めています。

停戦中には、WFP1日最大600台のトラックをガザに搬入することができ、飢餓の拡大を食い止める助けとなりました。

WFPはすぐに対応する準備が整っています。回廊には食料と経験豊富なチームがあり、大規模対応が可能な体制もあります。

今、緊急に必要なのは、もう一度の「停戦」です。そうすれば、ガザ地区全域にいる人々へ、重要な食料支援を、安定的かつ安全に、継続的に届けることができます。

今こそ行動の時です。遅れれば、命が失われます。私たちが安全に職務を遂行できるようにしなければなりません。

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お問い合わせ

WFP 国連世界食糧計画 日本事務所 広報
田中 理子  satoko.tanaka@wfp.org