「地球のハラペコを救え。」ウェブサイト公開!!
このたび、WFP 国連世界食糧計画(WFP)は、電通とタイアップし、「地球のハラペコを救え。」という新ウェブサイトを制作しました。この新しいサイトは、世界の飢餓の現状を知ってもらい、状況の改善に向けた行動を提案するもの。QRコードを用いてPCと携帯を連動させるという新しい仕組みのサイトです。
「地球のハラペコを救え。」ウェブサイトはこちら
「地球のハラペコを救え。」サイトの冒頭部分では、途上国の子どもの写真が2次元バーコードに変化し、6秒に1回、崩れ去ります。これは、世界では、飢えが原因で、6秒に1人の子どもが命を落としているということを表しています。
このサイトを訪れた人は、携帯電話で2次元バーコードを読み込み、PCと携帯の画面を行き来しながら、世界の飢餓の状況について学んだり、「地球のハラペコを救え。」のシンボルマークをダウンロードしたり、募金をすることができます。
世界では、7人に1人が飢えに苦しんでいます。昨今の食糧危機や金融危機が拍車をかけ、飢餓人口は増える一方です。WFPは、国連の食糧支援機関として、世界およそ80カ国で、飢えに苦しむ人々に食糧を配給しています。
6月は食育月間。「地球のハラペコを救え。」サイトを通して飢餓の現状を知ると同時に、「食べる」ことについても考えるきっかけにしてみませんか?
【「地球のハラペコを救え。」キャンペーンとは】
「地球のハラペコを救え。」キャンペーンは、日本の皆さんに、飢えの問題に関心をもってもらい、何か行動をとってもらいたいという願いから、WFP 国連世界食糧計画と、WFPを支援する認定NPO法人 国連WFP協会が2007年10月に立ち上げました。ねらいは、飢えの問題を世の中に呼びかけよう、というものです。
キャンペーンのシンボルマークは、地球の周りを鉛筆とフォークが囲んでいるデザイン。
これには、すべての人、特に子どもがしっかりと食べ、教育を受けられるような地球になるように、という願いが込められています。
今まで、このシンボルマークの普及に努めてきた結果、さまざまな企業・団体が、社会貢献活動や広報・マーケティング活動などにおいて、すでにこのシンボルマークを使っています。
今回の新ウェブサイト開設により、より多くの方が飢えの問題に関心を持ち、行動することが期待されています。