WFP Innovation Accelerator in Tokyo
日時:2019年4月10日(水) 15:00~18:00
場所:Plug and Play Shibuya
※本イベントは英語のみで開催します
国連WFPは約80カ国で9,000万人に対して食料支援を行う世界最大の人道支援機関です。世界の人道・開発支援の現場は、高度な技術やイノベーションが求められるなど劇的に変化しつつあり、国連WFPが民間企業とパートナーシップを組み、その技術を人道・開発支援の現場に活かしていく動きが加速しています。
国連WFPは2016年、ドイツ・ミュンヘンにインキュベーションオフィスとしての役割を担う「Innovation Accelerator(イノベーション・アクセレレーター)」を開設。2030年までにSDG2「飢餓をゼロに」を達成することを目指し、人道・開発支援の現場に革新的な課題解決を提案する数々のプロジェクトを生み出してきました。例えば、ブロックチェーン技術を難民キャンプの食料支援に活用したプロジェクト「Building Blocks」等があげられます。
本イベントは日本の民間企業やスタートアップ約50社を対象にし、ブロックチェーン、ドローン、AI、IoT技術を活用したイノベーション・アクセレレーターのプロジェクトをご紹介すると共に、国連WFPと日本の民間企業・スタートアップ企業とのパートナーシップの可能性を探求する機会となります。
国連WFPはこのイベントに、特に以下の分野で優れた技術・製品を有するスタートアップや企業の参加を求めています。
- モビリティ:途上国など道路状況が悪い場所においても食料輸送などの物流を確保できる技術・製品
- アグリテック:小規模農家の生産性向上やマーケットアクセスの向上のためのソリューション
- AI:自然災害前後の対応を効果的にするための画像解析、モニタリングを効率化するためのチャットボットやソマトタイプ画像解析技術
- フィンテック:スマートペイメント、ブロックチェーンや生体認証など、安全で効率的なトランザクションを実現できる技術
- その他SDG2達成に向けてオペレーション並びにバックオフィス業務を効率化できるソリューション
当日会場には、イノベーションが活かされている食料支援の現場をVR等でバーチャルで体験できる場も設けます。
ロバート・オップ:国連WFPイノベーション部門責任者 (Director of Innovation & Change Management Division)。国連WFPアンゴラ事務所で緊急食料支援に従事したのち、ローマ本部事務局長室で政策管理責任者として勤務。ボストンコンサルティンググループにおいてアジア・中東地域の多様な民間企業へのコンサルティング業務に携わった経験を持つ。国際関係学の修士号を取得。カナダ国籍。 |
日時:2019年4月10日(水)15:00~18:00
場所:Plug and Play Shibuya (東京都渋谷区道玄坂一丁目10-9 渋谷道玄坂東急ビル1階)
主催:国連世界食糧計画(国連WFP)
協賛:デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社、東京大学エッジキャピタル
14:40 受付開始
15:00 開会挨拶 WFP Mission towards achieving SDG 2 & 17
15:05 キーノート 1: Why WFP needs innovation from Japanese Private Sector?
- WFP Innovation approach and partnership with private sector -
15:30 キーノート 2: WFP Innovation Challenge in Africa
-The innovation application and breakthrough in Africa-
15:55 パネルディスカッション
16:35 Q & A session and the next steps
16:55 Displaying WFP Innovation Exhibition and Networking with serving of “Innovative” snacks
18:00 閉会
国連WFP「イノベーション・アクセレレーター」は、世界の飢餓問題に対する革新的なソリューションを世界中から募っています。イノベーション・アクセレレーターに採用されると、各界の専門家からの助言や、トレーニング、財政的支援、そして国連WFPの現場での実践機会が提供されます。
国連WFPの職員、スタートアップ、民間企業、NGO等、幅広い分野からプロジェクト案を募っています。