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バングラデシュ:コックスバザールで発生した火災に対応する国連WFPとそのパートナー

バングラデシュで発生した火災により500ヶ所の避難小屋が破壊され、2,000人以上の難民が避難しています。
, WFP Staff
2022年1月9日夜、バングラデシュのコックスバザールで、少なくとも500ヶ所の難民用避難小屋が破壊されました。
2022年1月9日夜、バングラデシュのコックスバザールで、少なくとも500ヶ所の難民用避難小屋が破壊されました。 Photo: WFP/Sayed Asif Mahmud

1月9日の日曜日、バングラデシュのコックスバザールにある世界最大の難民キャンプで火災が発生し、2,000人以上が家を失うことになりました。

 

クトゥパロンキャンプには90万人近い難民がおり、その全員が国連WFPから毎月食料支援を受けています。

国連WFPとその現地パートナーであるRIC(Resource Integration Centre)は、消防士とボランティアが火災を鎮圧するとすぐに、家を失った約1,600人の人々に栄養強化ビスケットを配りました。

廃墟となった避難小屋で赤ちゃんを抱くノジマさん(21歳)
廃墟となった避難小屋で赤ちゃんを抱くノジマさん(21歳) Photo:WFP/Sayed Asif Mahmud

「キャンプ16の惨状を目の当たりにし、深い悲しみを覚えています」と、国連WFPの上級緊急事態調整官兼コックスバザール事務所長のシーラ・グルーデムは語ります。

「国家機関、国連機関、小売業者、地元のレストランとのパートナーシップのおかげで、幸いにも、すべてを失った人たちに即座に救援物資を届けることができ、現在その継続に総力を挙げています」

クトゥパロンでは、消防士とボランティアが夜通しで作業をしています。
クトゥパロンでは、消防士とボランティアが夜通しで作業をしています。 Photo: WFP/Sayed Asif Mahmud

先週火曜日には、国連が運営する新型コロナウイルス治療センターが火災で被害を受けたばかりで、さらに2021年3月にはより大規模な火災で15人が死亡し、約45,000人が避難しました。

 

避難小屋で暮らす人々は生活のほとんどを人道支援に頼っており、竹と防水シートで作られた避難小屋で密集して暮らす人々にとっては、11月から3月の乾季において、火災は特に脅威です。

国連WFPの栄養強化ビスケットの箱を運ぶ難民
国連WFPの栄養強化ビスケットの箱を運ぶ難民 Photo: WFP/Sayed Asif Mahmud

また、毎年2回のサイクロンとモンスーンにより、洪水や地滑りが広範囲に発生する危険性があります。昨年7月には、異常気象による豪雨により21人の命が失われ、2万人が避難しました。

 

国連WFPとその人道支援パートナー、バングラデシュ政府、そして難民自身は、コックスバザールの丘陵地のキャンプをより安全な場所にするため、道路の改修や斜面の安定化、緊急対応の仕組みの確立など、一年を通してあらゆることに取り組んでいます。

国連WFPから温かい昼食を受け取るために近所の家に滞在しているマジェダさんとその子どもたち
国連WFPから温かい昼食を受け取るために近所の家に滞在しているマジェダさんとその子どもたち Photo: WFP/Sayed Asif Mahmud

月曜日と火曜日、国連WFPは大規模な活動を行い、調理する手段を失ったすべての家族に昼食と夕食のための2,200食以上の温かい食事を配給しました。

これらの人々が、数日以内に国連WFPの通常の食料支援プログラムへ参加できるようになることが期待されています。

 

国連WFPはRICなどの現地パートナーと協力し、昼食と夕食に2,200食の調理済みの食事を配給しています。
国連WFPはRICなどの現地パートナーと協力し、昼食と夕食に2,200食の調理済みの食事を配給しています。 Photo: WFP/Sayed Asif Mahmud

キャンプにいるすべての難民の家庭にe-バウチャーを提供し、一人当たり毎月12米ドルの支援を行っています。

バングラデシュの小売業者が運営する22の店舗ネットワークで、地元の野菜や果物、生きた鶏や魚などを取り揃えた「生鮮食料品コーナー」などから、好みの食品を直接購入することができるのです。

国連WFPは、一連のデジタル受益者管理システムを人道支援パートナーに提供し、特に火災で書類などを失った難民に調理用ガスなどの非食糧物資を届けるための調整を支援しています。

また、国連WFPやバングラデシュの省庁間現場維持管理エンジニアリングプロジェクト部門のボランティアたちも現地に派遣され、瓦礫の撤去を支援しました。

 

世界的な関心が急落する中、ロヒンギャ難民危機に対する2021年合同対応計画は、その30%が資金不足でした。難民は混雑したキャンプで5年目の避難生活を送っており、資金不足は彼らの生活と回復力を大きく損なうことになります。

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