ストーリー | 16 11 月 2022 「Will For Peace~おいでやすこがと学ぶ世界の食料問題~」 2022年、世界ではかつてないほどの食料危機に直面しており、気候危機、紛争、経済的負荷、新型コロナウイルス感染症の影響などが相まって世界で最大8億2,800万人もの人々が飢えや栄養不足に苦しんでいます。さらにウクライナ危機の影響は、食料不安の状況をさらに深刻化・長期化させており、来年も記録的な飢餓に陥るリスクがあるとされています。世界的な食料危機に直面しているなか、日本にいる多くの私たちにとって飢餓を身近に感じにくい面があります。しかし、飢餓は決して遠い国の問題ではありません。
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ニュースリリース | 16 11 月 2023 国連WFP:食料システムの崩壊により、ガザは広範な飢餓に直面 「ガザでは食料と水の供給が事実上不可能であり、必要な物資のほんの一部しか国境を通って到着していません。冬が間近に迫り、危険で過密な避難所、清潔な水の不足により、人びとは飢餓の可能性に直面しています」と国連WFPのシンディ・マケイン事務局長は話しました。「現在の食料支援のニーズを満たすには、1箇所の国境検問所だけでは不可能です。命を救う食料をガザに運び入れるため、人道的アクセスを可能とする、安全な通路を新たに開く必要があります。」 国連WFPは11月13日、燃料不足のため、国連WFPと提携している最後のパン屋の閉鎖を確認しました。燃料不足が引き金となり、ガザにある130のパン屋すべてにおいてパンの生産が停止しています。ガザの人びとの主食であるパンは、不足しているか、または手に入らない状況です。 燃料不足は、食料支援を含む人道支援物資の配給や活動にも支障をきたしています。
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ニュースリリース | 15 2 月 2007 WFP、モザンビーク大洪水でヘリコプターによる食糧配給開始(和文要約、本文は英文) カイア(モザンビーク)発−モザンビーク中部では、ここ数年来最大の洪水が発生し、推定8万5千人が避難を余儀なくされているが、WFPはヘリコプターでの救助活動と食糧配給を開始した。14日、WFPはヘリコプターを使って2.5トンの食糧を避難所に届けた。また、洪水で身動きがとれなくなった120人を救助するためココリコ島に飛んだ。 モザンビークの国立災害対策機関は昨日、事態には対応できていると発表した。しかし、雨季はまだ一ヶ月残っている上、ザンビアやマラウイでは大雨が続いているため、この先状況が悪化する可能性がある。同機関によれば、現在8万5千人が避難しており、うち2万9千人が避難所にいる。 同機関は、最悪の場合、以後数ヶ月にわたり28万5千人が食糧やその他の支援を必要とすると推測している。モザンビークでは洪水で4万ヘクタール分の作物が被害を受けた。
ニュースリリース | 16 3 月 2021 国連WFP、食料と燃料価格の上昇がミャンマーの最も貧しく脆弱な人々への脅威と警告 国連WFPの食料価格モニタリングによると、一部の都市で食料価格が上昇傾向にあり、主要都市ヤンゴンの都市周辺部ではパーム油の小売価格が2月初めから20%上昇し、ヤンゴンとマンダレーの都市周辺部では米の価格も2月最終週から4%上昇しています。 全国のモニタリング対象の市場では、1月中旬から2月中旬にかけて、米の価格は平均3%の上昇を示しました。しかし、バモーやプータオなどのカチン州のいくつかのタウンシップでは、20〜35%の上昇となっています。 国連WFPミャンマー事務所代表のスティーブン・アンダーソンは、「これらの初期兆候は、特に、すでにその日暮らしの最も弱い立場の人々にとっては問題です。
緊急支援 パレスチナ緊急支援 ガザ北部では飢きんが差し迫っています。子どもたちの栄養不良は急速に増加しており、2歳未満の子どもの3人に1人が急性栄養不良または「消耗症」の状態にあります。 壊滅的飢餓に見舞われている人の数はわずか3カ月で倍増し、12月に57万人だったのが110万人まで増えています。 国連WFPは、ガザ地区に住む145万人に、切実に必要とされている食料を毎月提供しています。私たちは、パレスチナでの栄養不良のさらなる悪化を回避するため、すぐに食べられる食料、温かい食事、小麦粉、栄養食品を配布しています。
ニュースリリース | 21 10 月 2023 国境を越えガザ地区へ初めての食料が搬入される中、国連WFPは継続的なアクセスを要請 10月21日(土)にラファ検問所を通過したトラックの内3台には、60トンの国連WFPの緊急援助食料が積まれていました。物資にはツナ缶、小麦粉、パスタ、豆の缶詰、トマトペースト缶などが含まれます。 国連WFPシンディ・マケイン事務局長は、次のように述べました。「ガザ地区内の状況はまさに壊滅的であるため、この食料は切実に必要とされています。この20台のトラックは重要な第一歩ですが、これから続く多くのトラックのうちの最初のものでなければなりません。支援を必要とする人びとに食料を届けるためには、ガザ地区内の人道支援者と民間人への継続的かつ安全なアクセスが欠かせません。」 国連WFPはラファ検問所のある国境付近に930トンの緊急援助食料を用意しており、アクセスが再開されればいつでもガザ地区内に持ち込めるように準備しています。
ストーリー | 18 3 月 2024 ガザの飢餓:飢きんは世界の「汚点」国連WFPパレスチナ事務所代表が指摘 飢えに泣き叫び、栄養不良で亡くなっていく子どもたち。銃撃に遭う危険を冒しても物資を運ぶ輸送隊のトラックに駆け寄る人びと、家畜の飼料や木の葉や草で作ったスープで生き延びる人びと。人道的大惨事をさらに悪化させる恐れのあるレベルの絶望と食料不足。 これらは、3月18日(月)に発表された恐ろしい飢餓の数の裏にある現実です。ガザ北部の県で数週間以内に30万人が飢きんに直面すると見られています。国連世界食糧計画(国連WFP)パレスチナ事務所の臨時代表であるマシュー・ホリングワースは、紛争で荒廃したガザ地区を訪問中にこのような絶望的な状況を目の当たりにしてきました。 「飢きんは現実なのです」とホリングワースは言います。