ページ 広報に協力をする 世界の飢餓問題や食料問題、その解決に向けて取り組む国連WFPの活動について、もっと多くの人に知ってもらいたい。そして2030年までに「飢餓をゼロに」にする。そのためにみなさまに支援の輪を広げるご協力のお願いをしております。 ボランティア活動に参加したり、イベントを企画して自主開催したり、支援の輪を広げる方法は様々あります。そのために必要なツールや資料の提供を行っています。 できることから一歩ずつ。ぜひ、国連WFPの広報活動にご協力ください。
ニュースリリース | 08 10 月 2014 国連WFPのエボラ熱対策活動 ~食糧支援から医療施設の建設、支援関係者と物資の航空輸送まで~ 【国連WFPのエボラ熱発生国での支援状況】国連WFPは、医療施設にいる患者、退院した元患者、感染地域に暮らす人々(治療中の患者、亡くなった患者の家族を含む)への食糧支援を行っています。食糧を供給することで、食糧確保のための不要な外出を避けることができます。 国連WFPの食糧配給は、発生国3カ国の都市部と地方の両方で行っています。一軒一軒を訪ねて渡すこともしばしばあります。ベナンで船を調達し、リベリアとシエラレオネに運ぶため、現在、7,000トンの米を積載中です。 国連WFPは、エボラ熱発生国への空の便となる国連人道支援航空サービスという旅客・物資の航空輸送サービスを運航しています。
ニュースリリース | 18 7 月 2014 写真展&トークショー「竹下景子親善大使が見た国連WFPの食糧支援~母と子の絆、子どもたちの未来~」 本写真展では、竹下景子国連WFP協会親善大使が、干ばつにより食糧危機が発生したセネガルと、フィリピンの台風被災地を訪問した際の写真を中心に、現地の状況や母親と子ども達の様子、国連WFPの食糧支援活動を紹介します。写真は主に写真家・関口照生氏の撮影によるものです。初日の8/13(水)には、竹下親善大使によるトークショーも開催します。 <開催概要>[日時] 2014年8月13日(水)~17日(日) 10:30~20:00[場所] 三越銀座店 9階 銀座テラス「テラスコート」※竹下景子親善大使トークショーは8/13(水) 14:00~, 16:00~の2回※入場無料 プレスリリース(PDF354KB):ダウンロード
ニュースリリース | 03 11 月 2017 コンゴ民主共和国を視察した国連WFP事務局長、 同国カサイ地域は人道危機に瀕していると警告 ビーズリー 事務局長は、「カサイ地域の子どもたちに栄養価の高い食糧を早急かつ十分に届けなければ、今後数カ月の間に25万人もの子どもたちが飢えに苦しんだり餓死したりしてしまう恐れがあります。この地域の子どもたちへ支援を行うために、カサイ地域への立ち入りの自由と資金が至急必要です」と述べました。大量殺害、村落や作物の大規模破壊、病院・診療所や学校を標的とした攻撃など昨年勃発した民族間の暴力的な紛争によって、以前から高かったカサイ地域の栄養不良率はさらに上昇しました。コンゴ民主共和国で食糧難に直面している770万人のうち、4割以上をカサイ地域の人びとが占めています。国連WFPは同地域への緊急支援を強化しており、12月末までに最も脆弱な50万人に対して支援を行い、来年初旬からはさらに支援を拡大していく予定です。
ストーリー | 01 9 月 2014 食糧支援の最前線で活躍する日本人職員 インタビューシリーズ 第6回 堀江正伸 国連WFPフィリピン事務所 プログラム統括 2013年11月、フィリピンを未曾有の大型台風が襲いました。同国は2011年から3年連続、大規模な台風に見舞われています。 国連WFPは、自然災害時には真っ先に緊急支援に動くと同時にまた、災害後の復興支援にも力を入れています。 2011年からフィリピン事務所に勤務し、台風被災地の支援に当たってきた日本人職員、堀江正伸(ほりえ・まさのぶ)から話を聞きました。堀江はこれまで、インドネシア、スーダンなどでも勤務。どこでも、赴任地域の言葉を習得し、8言語を操ります。地元に溶け込んで地域情勢や慣習を学び、国連WFPの支援活動に役立てています。また、熱心な研究者でもあります。受益者の置かれた立場の分析や、国連WFPの支援が与える影響を調査。休暇で日本に帰国する際に大学院に通い、今後の国際協力に生かせるよう、地道に研究を続けています。 (肩書きはインタビュー当時。
ストーリー | 20 10 月 2014 シエラレオネでの国連WFPの活動に対する日本政府の支援 ~エボラ出血熱対策から栄養支援まで~ 日本政府は、国連WFPのシエラレオネにおける活動に対して、多大な支援をしてくださっており、2014年10月現在、日本は最大の拠出国です。日本政府の国連WFP支援で大きな成果を挙げていることのひとつが、エボラ出血熱対策です。国連WFPは、エボラ出血熱の主流行地であるギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国で、患者やその家族、隔離地区の住民などに対する緊急食糧支援を拡大するとともに、エボラウイルスの感染拡大防止に取り組むさまざまな人道支援機関に対する物資輸送活動のサポートを強化しています。シエラレオネのエボラ出血熱流行地において、国連WFPは、医療施設にいる患者や退院した元患者、その家族、隔離地域の世帯などに支援を行っています。2014年9月には、1,151トンの食糧を20万人以上に届けました。
ニュースリリース | 01 8 月 2024 スーダンの北ダルフール州で飢きんが確認され、国連機関の最悪の懸念が現実となりました 【ローマ/ニューヨーク/ポートスーダン、2024年8月1日】FRCは、スーダンの北ダルフール州にあるザムザム・キャンプで飢きんが確認されたと発表しました。同キャンプには数十万人の避難民が収容されていますが、15か月以上にわたる戦闘の影響で、紛争や難民の発生が相次ぎ、アクセスなど人道支援への制約が幾重にも課されています。FRCが飢きんを認めたのは7年ぶりで、この20年で3回目になります。FRCは、国際社会が協調して行動しなければ、スーダンの他の地域も飢きんのリスクにさらされると警告しています。この発表は、6月に行われたIPC分析が示した食料と栄養の安全保障の劇的な低下を受けたもので、75万5,000人が壊滅的な状況に直面していることが明らかになっています。
ニュースリリース | 14 3 月 2023 シリア紛争から12年:人口の半数が飢餓に直面、地震によってさらに深まる経済苦 現在シリアでは、人口の50%以上にあたる約1,210万人が食料不安に陥っており、さらに290万人が飢餓のリスクにさらされています。また、最近のデータによると、栄養不良も増加傾向にあり、発育阻害や母親の栄養不良率はかつてないレベルに達しています。 「爆撃、避難、孤立、干ばつ、経済破綻、そして先月、驚異的な規模の地震が起きました。シリアの人びとは驚くほどの立ち直る力(レジリエンス)を持っていますが、耐えられる苦難には限りがあります」国連WFPシリア国事務所のケン・クロスリー代表は言います。 2月6日の地震が発生した時、すでにシリアでは食料価格が高騰していました。国連WFPが食料のインフレ率を把握するために記録している標準的な食料品目は、12カ月間で価格がほぼ2倍になり、3年前と比べると13倍になっています。この上昇傾向は今後も続くと予想されます。