News, videos, stories, data sources and publications for media professionals, researchers and anyone wishing to know more about global hunger and how the World Food Programme (WFP) fights it.
5月16日の「平和に共存する国際デー」は平和・連帯・調和の持続可能な世界を築くために、違いと多様性の中で団結して生き、共に行動したいという願いを掲げた国連の記念日です。この記念に、国連WFPは「Will For Peace ~食料支援と平和への道~」と題したイベントを開催します。
世界では、すべての人が食べるのに十分な食料が生産されている一方で、6億9000万人がいまだに毎晩空腹を抱えたまま眠りについています。そのうち約6割は武力による暴力の影響を受けた地域に住んでおり、紛争は飢餓をなくす上で最大の課題となっています。国連WFPによる支援は紛争や包囲網の中で生きる人や避難を余儀なくされた人々の命をただ救うだけではなく、紛争に拡大しうる緊張を和らげ平和への第一歩となります。
= English texts to follow =
10月16日は「世界食料デー」。2019年のテーマは「未来をつくる私たちのアクション:飢餓のない世界は健康的な食生活から」です。
最新の推計では、2018年の世界の飢餓人口は8億2000万人以上とみられ、世界総人口のおよそ9人に1 人が飢餓に直面しています。この飢餓人口はここ数年連続でゆるやかに増加しています。一方、不健康な食生活がもたらす肥満の割合は世界のどの地域でも上昇傾向にあり、あらゆる形態の栄養不良の課題に取り組むことが求められています。
2021年の「世界の食料安全保障と栄養の現状」(SOFI2021)報告書のテーマは、”Transforming food systems for food security, improved nutrition, and affordable healthy diets for all”(すべての人が食料安全保障、栄養改善、手頃な価格での健康的な食事を実現できるようにするための食料システムの変革)です。食料システムを抜本的に改革し、栄養価の高い食事を、安価で、安全に、環境への負荷を最低限に、提供することの重要性が益々高まってきました。今年9月開催の国連食料システムサミットで緊急に話し合い、改革のための糸口を探る第一歩となるのが、まさにこの報告書です。