2010 年 7 月 2 日 キルギス 沈静化の兆し見えるも食糧難続く オシ発:キルギス共和国南部のオシ市では、民族衝突を受けて建てられたバリケードが撤去され、ウズベク系居住区の住民が外出する姿も見られるようになった。ウズベキスタン共和国に一時避難していた人々も帰還し始め、親戚の家に身を寄せながら生活を立て直そうとしている。しかし、人々はいまだに充 分な食糧を確保できておらず、商店や市場は営業再開の目処が立っていない。
2010 年 6 月 21 日 WFP、キルギス危機で食糧支援を拡大 ビシュケク発:WFPはキルギス共和国での人道危機を受け、食糧配給の拡大を決定した。食糧と医療品が避難民の元に届くよう、各方面に協力を呼びかける。
2010 年 6 月 16 日 WFP、キルギスで緊急支援開始 ビシュケク発:WFPはキルギス共和国で人道危機が発生したことを受け、緊急支援を開始するとともに、オシ市などへの支援物資の輸送を妨げることのないよう、各方面に要請した。
2010 年 5 月 17 日 WFP事務局長、ハイチへの支援拡大を表明 ポルトー・プランス発:ハイチ大地震発生から4ヶ月。現地を訪問しているジョセット・シーランWFP事務局長は、同国における復興支援活動を拡大すると発表した。
2010 年 5 月 11 日 クリスティーナ・アギレラ、WFP飢餓撲滅大使に任命 ニューヨーク発:5回のグラミー賞受賞経験のある歌手のクリスティーナ・アギレラが、WFP飢餓撲滅大使に任命された。アギレラは7日、これをアメリカのトーク番組オプラ・ウィンフリー・ショーの中で明かした。
2010 年 4 月 30 日 WFP、干ばつのニジェールで食糧支援を強化 ダカール発:WFPは、干ばつの影響で食糧事情が悪化しているニジェールにおいて、食糧支援の規模を2倍以上に拡大、230万人を対象に支援する。
2010 年 4 月 1 日 WFP、ハイチの社会保障と安定化を目指して新たな戦略を導入 ポルトープランス発:WFPは、ハイチの復興に向け、社会的弱者のセーフティーネットの整備、農作物の増産、地元市場の活性化においてハイチの人的資本が重要な役割を果たすと強調した。
2010 年 3 月 25 日 日本政府、インドで女性のキャパシティビルディングと子どもの栄養状態改善を支援 日本政府は3月19日、WFPがインドのマディア・プラデーシュ州で実施する、保健分野における女性へのキャパシティビルディングと子どもの栄養状態改善への取り組みへ対し、75万ドルを拠出した。
2010 年 3 月 12 日 WFP、ソマリアでの食糧支援活動に関する調査を歓迎 ローマ発:WFPは、ソマリアにおける食糧支援活動に関する、独立した調査を歓迎すると表明した。同時にWFPは、国連ソマリアモニタリンググループの報告書で武器売買に関与しているとされた3つの輸送業者へは今後、業務を委託しないとした。
2010 年 3 月 5 日 WFP、チリへ非常食を空輸 パナマ発:WFPは5日、マグニチュード8.8の大地震に見舞われたチリで、被災者支援のための最初の食糧を空輸した。食糧を載せた飛行機は、エクアドルのキトから震源地に近いコンセプシヨンへ向けて出発した。7日にも次の空輸が予定されている。
2010 年 2 月 19 日 日本政府、WFPを通して15カ国へ113億円規模の食糧支援 横浜発:日本政府はWFPへ対して、およそ113億円の拠出を供与した。この拠出金は、アジア、アフリカの15カ国において、栄養不良児、妊婦、授乳中の母親など、最も弱い立場にある人々に、必要とされる栄養を強化する食糧支援活動および、アフガニスタン、ソマリア、コンゴ民主共和国における輸送活動に活用される。
2010 年 2 月 16 日 WFP新事務局次長(渉外担当)にラミロ・ロペス・ダ・シルバ ローマ発:ジョセット・シーランWFP事務局長は、新しい事務局次長(渉外担当)にWFPで25年の経験を持つラミロ・ロペス・ダ・シルバを任命した。ロペス・ダ・シルバはポルトガル国籍で、最近では大地震に見舞われたハイチにおける支援活動を指揮するなど、緊急支援活動のベテラン。