2014 年 6 月 20 日 世界難民の日-新たな人道危機のさなかで- ローマ発 – 国連WFPは今年も世界難民の日(6月20日)を迎えました。イラクでは、再び新たな戦闘が起こり、50万人の人々が家を追われ避難しています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、現在、世界では約5120万人が避難生活を余儀なくされていますが、この数字はさらに増えることとなってしまいました。
2014 年 6 月 20 日 世界難民の日-新たな人道危機のさなかで- ローマ発 – 国連WFPは今年も世界難民の日(6月20日)を迎えました。イラクでは、再び新たな戦闘が起こり、50万人の人々が家を追われ避難しています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、現在、世界では約5120万人が避難生活を余儀なくされていますが、この数字はさらに増えることとなってしまいました。
2014 年 6 月 13 日 国連WFP、イラクの避難民に 緊急食糧支援 エルビル(イラク)発 – 国連WFPは、イラクで発生した武力衝突により、今週、避難を余儀なくされた4万2千人に食糧を届ける緊急支援を開始します。
2014 年 6 月 6 日 中央アフリカ共和国から隣国カメルーンに避難する女性や子どもの苦しみに終結を–国連WFPとUNHCRが呼びかけ ローマ発 – 紛争が続く中央アフリカ共和国から栄養不良や病気の女性・子どもが何万人も避難している事態を受け、国連WFPおよび国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のトップは4日、世界に迅速な支援を呼びかけました。
2014 年 6 月 6 日 シャキーラさんがW杯応援ソングで学校給食を支援 世界中で人気を誇る歌姫のシャキーラさんが、12日からブラジルで開催されるサッカーのワールドカップの応援ソング“LaLaLa(Brazil 2014)”を公開しました。シャキーラさんはこのミュージックビデオを通じて国連WFPの学校給食プログラムを応援しており、「世界中の人たちと国とがつながるワールドカップを祝し、子どもたちに栄養を届ける活動でも世界がつながれれば」と話しています。
2014 年 6 月 5 日 国連WFPと飢餓ゼロへの挑戦 飢餓をなくすことを目標とした世界的な取り組み「飢餓ゼロへの挑戦(英語名ゼロ・ハンガー・チャレンジ)」について、国連WFPの活動を紹介するページができました。栄養支援、学校給食、貧しい農家の支援についての事例を紹介しています。
2014 年 5 月 23 日 ヨルダンのシリア難民キャンプを日本の議員や研究者が視察 4月29日、国連WFPをサポートしてくださっている議員や研究者の皆さんが、シリア難民が暮らすヨルダンのザアトリキャンプを訪れ、国連WFPの支援活動を視察されました。視察の様子はこちらからご覧ください。シリアでは、長引く紛争のため270万人以上がヨルダン、エジプト、レバノンなど近隣諸国に難民として逃れています。国連WFPは2014年、ヨルダンで71万人を支援する計画です。
2014 年 5 月 23 日 国連WFPチャリティーオークション~スポーツヒーローが学校給食支援を応援 国連WFPは、5月28日(水)から6月10日(火)まで「国連WFPチャリティーオークション」を横浜髙島屋で開催します。
2014 年 5 月 21 日 記録的洪水が発生したバルカン半島で緊急支援 バルカン半島のセルビアとボスニア・ヘルツェゴビナで、過去120年で最大の記録的大雨が降り、洪水や地すべりなどの被害が発生しました。国連WFPは被害発生から36時間以内に支援活動を開始。国連WFPや、各国政府から寄贈された支援物資を空輸しています。
2014 年 5 月 15 日 南スーダンで飢餓状況悪化の調査結果 国連WFPが支援拡大 ジュバ(南スーダン)発-紛争が続く南スーダンでは食糧事情が悪化し続け、壊滅的な飢餓に向かっている、との結果をまとめた新しい調査結果が発表されました。これを受け、国連WFPは支援規模を拡大し、今年、320万人に緊急食糧支援をする計画です。
2014 年 5 月 14 日 国連機関駐日事務所代表が三ツ矢外務副大臣を表敬訪問 5月13日、スティーブン・アンダーソン国連WFP日本事務所代表と5つの国連機関(国際労働機関, 国連開発計画, 国連人口基金, 国連難民高等弁務官事務所, 国連児童基金)の駐日代表が外務省を訪れ、岸田文雄外務大臣宛の書簡を三ツ矢憲生外務副大臣に提出しました。
2014 年 5 月 7 日 アフガニスタンで大規模な地滑りが発生、食糧支援を急ぐ 5月2日、アフガニスタン北部バダフシャン県で大規模な地滑りが発生しました。多くの人や家が土の下敷きになり、多数の犠牲者が出ています。国連WFPは、土に埋もれた道を通す作業を急ぎ、被害に遭った人たちへの食糧支援に全力であたっています。現地からの写真が届きましたので、こちらからご覧ください。
2014 年 4 月 29 日 南スーダン 治安の悪化で食糧運搬が困難を極め、輸送コストもアップ 南スーダンでの支援は、治安の悪さにより、陸路での支援物資輸送が困難を極めています。治安と武力紛争が輸送上の主な障害ですが、紛争が起きていない地域でさえも、輸送車が略奪行為に遭うなどしました。車が通る場所には検問所が過剰に設けられ、わいろの要求が行われることもありました。
2014 年 4 月 25 日 南スーダンの食糧危機について9つの重要なデータ 2011年に独立した南スーダンでは、昨年の12月に紛争が起き、100万人以上が避難民となっています。現地の治安状態は極めて悪く、国連WFPも倉庫や事務所が略奪に遭うなどの困難に直面しましたが 、食糧を必要としている人たちに、あらゆる手段で穀物のソルガムや豆、食用油 などを届けています。
2014 年 4 月 11 日 中央アフリカの人道危機、ますます深刻に ~ 国連の報告書、「深刻で複雑な緊急事態」に、迅速な食糧と生活支援が必要と訴え~ 今週、国連WFPと国際連合食糧農業機関(FAO)は中央アフリカ共和国に関する調査報告書(英文)をまとめ、未曾有の危機により同国の経済が壊滅状態に陥り、国民は生活に最低限必要な物資ですら手に入れられなくなっている、と発表しました。さらに2機関は同国について、拡大する被害を食い止め、生活を再建する道筋をつけるには、少なくとも今後1年半という長期にわたって人道支援が必要となり、巨額の費用がかかると警告しました。
2014 年 4 月 8 日 国連WFP、UNHCR 、UNICEFが中央アフリカ共和国について東京で会見、支援呼びかける 4月4日、日本記者クラブにて、国連WFP、UNHCR、 UNICEFの日本事務所が、中央アフリカ共和国の人道危機についての緊急記者会見を行いました。国連WFP日本事務所のスティーブン・アンダーソン代表は、同国の農業と経済が崩壊し、9割の家庭が1日1食しか食べられず、全家庭の6割は食糧の備蓄がないこと、さらに、物資輸送を困難にさせる雨季の本格化が迫っており、支援は時間との闘いとなっていることなどについて訴えました。国連WFPでは、中央アフリカ共和国での活動を、シリアや南スーダンと並んで、世界で最も緊急度の高い支援活動としていますが、どの人道支援機関も資金難の状況です。
2014 年 4 月 8 日 食糧関連の国連三機関が2015年以降の食糧・栄養分野の開発目標を発表 ローマ発ローマに本部を置く食糧関連の国連3機関、WFP 国連世界食糧計画、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)はこれまで、持続可能な農業、食糧の安全保障および栄養分野における新しい開発枠組み構築に向けて目標を合同で設定する作業を続けてきましたが、4日、その結果を発表しました。ミレニアム開発目標(MDGs)に続く2015年以降の開発アジェンダをどのようにするかについての議論が各国政府間で行われていますが、今回の発表はそれに対して重要な指針を示すものです。
2014 年 3 月 20 日 中央アフリカ共和国の“忘れられた危機”が“見捨てられた惨事”にならないように 中央アフリカ共和国・バンギ発アーサリン・カズン国連WFP事務局長は19日、紛争により深刻な飢餓が拡がる中央アフリカ共和国を訪れました。暴力の深刻化に加え、人道支援のための活動資金が不足する致命的な事態を踏まえ、「避難生活を送っている人だけでなく、国民全体が危機的な食糧不足に陥っています。雨期がこの惨状を悪化させる前になんとしても手を打たなければいけません」と述べました。
2014 年 3 月 13 日 シリア紛争4年目に突入 ~以前より多くの場所に食糧届く~ シリアの紛争は今週で4年目を迎えます。そんな中、国連WFPは、今まで食糧を届けることができないでいた地域のうちかなりの部分に届けることができるようになりました。しかし、食糧の輸送には未だ多くの困難が伴います。
2014 年 3 月 11 日 チャリティーウォーク「WFPウォーク・ザ・ワールド」参加者募集 国連WFPは、5月18日(日)、チャリティーウォーク「WFPウォーク・ザ・ワールド」を横浜みなとみらいで開催します。参加費の一部は学校給食プログラムに役立てられます。
2014 年 2 月 28 日 日本政府、飢餓に苦しむ26か国に国連WFPを通じて多額の食糧支援 横浜発 - 日本政府は今月、国連WFPに対し、8,830万米ドルの拠出金を供与しました。拠出金はアフリカ・アジア・中東の26か国において、最も弱い立場にある人々に緊急に必要とされる食糧と栄養を届ける支援活動に充てられます。また、このうち4か国では、人道支援の特別輸送活動にも活用されます。
2014 年 2 月 14 日 深刻な飢餓が拡がる中央アフリカ共和国に向け食糧空輸を開始 紛争により深刻な飢餓が拡がりつつある中央アフリカ共和国で国連WFPは125万人を対象に食糧支援活動を展開していますが、道路の治安があまりに悪く、陸路では食糧を輸送できない状況が続いていました。事態を受け、12日、国連WFPは同国への食糧の空輸を開始しました。
2014 年 2 月 13 日 国連WFP事務局長、シリアの包囲地域への支援者の安全な通行を求める 激しい戦闘が続くシリアの街ホムス。包囲されたこの街の旧市街には2500人が取り残され、戦闘のため人道支援が届けられない状態が2年近く続いていました。飢えや医薬品不足が深刻となる中、7日より12日までに、国連WFPをはじめとする国連諸機関がシリア赤新月社と共に食糧などの物資の搬入を行ったほか、住民の半数以上を町外に避難させました。この活動の最中、何者かにより援助車両が攻撃されましたが、国連および赤新月社チームはたじろぐことなく支援活動を続行しました。この支援活動に関し、アーサリン・カズン国連WFP事務局長は声明を発表しました。