2022 年 2 月 8 日 アフリカの角を襲う干ばつで、1300万人が深刻な飢餓に直面 ナイロビ ― アフリカの角では1981年以来最も乾燥した状況が続いており、深刻な干ばつにより、今年の第1四半期にはエチオピア、ケニア、ソマリア全体で推定1300万人が深刻な飢餓に直面すると、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)が本日警告しました。 エチオピア ケニア ソマリア
2022 年 2 月 8 日 国連WFP、日本政府による6,600万ドルの緊急食料支援を歓迎 横浜 ― WFP 国連世界食糧計画(国連WFP)は日本政府からの総額6,600万米ドルの支援を歓迎します。この資金はアジア、中東、アフリカの26カ国で脆弱な人びとに緊急食料支援と生計支援にあてられます。 資金調達
2022 年 1 月 28 日 エチオピア北部で深刻な飢餓 アディスアババ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)が本日発表した新たな食料安全保障評価によると、15カ月にわたる紛争の後、ティグライに住む人の約40%が極度の食料不足に陥っていることが明らかになりました。一方、北部の紛争の影響を受けた3つの地域全体で、過去最大の900万人以上が人道的食料支援を必要としています。 緊急支援 食料安全保障 エチオピア
2022 年 1 月 10 日 国連WFP、コックスバザール難民キャンプで火災の被害を受けたロヒンギャ族家族を支援 コックスバザール ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、クトゥパロン難民居住区のキャンプ16で少なくとも500のシェルターを損傷または破壊した大火災の影響を受けた難民2200人に温かい食事を提供する予定です。
2022 年 1 月 7 日 フィリピンの台風被災家庭の栄養が危機に瀕していると国連WFPが警告 マニラ ― フィリピンの広範囲に被害をもたらした超大型台風オデット(国際名:ライ)から3週間、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、今後6カ月間に緊急の食料需要が満たされなければ、被害の大きかった地域のコミュニティで栄養と食料安全保障が危険にさらされると警告しています。
2021 年 12 月 30 日 倉庫への攻撃により、国連WFPは北ダルフールのエル・ファーシルでの活動を停止 ローマ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、州都エル・ファーシルにある倉庫3棟すべてが襲撃されたことを受け、スーダンの北ダルフール州全域で活動を停止しました。この停止により、2022年には同地域の200万人近い人びとが影響を受ける可能性があります。
2021 年 12 月 22 日 国連WFPがイエメンで食料支援削減を余儀なくされ、飢餓が拡大する中、その影響を警告 サナア ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、イエメンの1300万人に対する食料支援を継続するための資金が底をつきつつあると警告しました。1月以降、800万人が減量された食料配給を受け、飢きんに陥る危険にさらされている500万人は完全配給のままとなります。 食料安全保障 緊急支援 資金調達 イエメン
2021 年 12 月 22 日 国連WFP、チャドに流入した新たなカメルーン難民の緊急食料ニーズに対応 ンジャメナ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、カメルーン北東部の地域間紛争により故郷を追われ、人道支援を必要としているチャドに新たに到着したカメルーン難民約10万人に緊急食料支援を行っています。 難民と移民 緊急支援 食料安全保障 カメルーン
2021 年 12 月 21 日 国連WFPは、壊滅的な被害をもたらした台風22号(ライ)に対するフィリピン政府の対応を支援 マニラ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、台風22号(ライ)による被害への対応で、フィリピン政府に重要な緊急物流および通信支援を提供しています。この台風は、2021年にフィリピンを襲った最も強い暴風雨であり、1950年代以降、12月にフィリピンを襲った台風としては3番目に強い台風です。 気候 緊急支援 ロジスティックスと輸送ネットワーク フィリピン
2021 年 12 月 14 日 2021年、1500万人のアフガニスタン人が国連WFPの食料支援を受け取る:経済崩壊に伴い、大規模な引き上げが必要 カブール ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、インフレと通貨下落により自給自足が一層困難になっているアフガニスタンで、2022年に深刻な飢餓に直面する2,300万人以上を支援するため、同国での人道活動を急速に強化しています。国連WFPは2021年にこれまでに1500万人を支援しており、11月だけで700万人を支援し、9月の400万人から増加しました。
2021 年 12 月 2 日 国連WFPの映像と写真:冬の到来とともにアフガニスタンで何百万人もの人びとが餓死の危機に直面 カブール – 壊滅的事態を防ぐための緊急の資金が確保できなければ、アフガニスタンでは320万人の子どもが深刻な飢餓や命に係わる栄養不良に苦しむことになります。人道的支援のニーズが増大し、約2300万人の人びとが緊急の食料支援を必要としています。こうした人びとのニーズに対応するため国連WFPが2022年に必要とする資金は26億ドルに上ります。 食料安全保障 緊急支援 アフガニスタン
2021 年 11 月 26 日 紛争の影響により、エチオピア北部で食料支援を必要とする人が数百万人増加 アディスアベバ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は11月26日、紛争の直接的な影響により食料支援を必要とする人がエチオピアの北部全域で940万人まで増加したことを発表しました。 食料安全保障 紛争 エチオピア
2021 年 11 月 23 日 報告書: 中央アメリカからの移民増加を食い止めるには、緊急のニーズと根本的な原因に取り組む必要があります ワシントンDC / パナマ:貧困、食料不安、気候変動、暴力などが原因で、過去5年間に年間平均37万8,000人の中央アメリカ人が米国に移住したと推定されることが本日発表された新しい報告書で明らかになりました。正規または非正規な移動のために、年間22億ドルとも言われる人的、経済的コストが発生しています。 事務局長 難民と移民
2021 年 11 月 8 日 未来をつくる食料支援とフードテック 東京栄養サミット2021 が日本で開催されるのを機に、国連WFPと朝日新聞社は、オンラインイベント「未来をつくる食料支援とフードテック」を開催します。世界の飢餓問題への理解を深めつつ、栄養不良の問題の革新的な方法による解決の可能性を模索します。 飢餓をゼロに イノベーションとテクノロジー 企業・団体との協力 食料安全保障
2021 年 11 月 8 日 国連WFP、深刻な飢餓が急増し大惨事が迫っていると警告 ローマ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、世界各地で深刻な飢餓が急増していることを受け、43カ国で飢きんの瀬戸際にある人びと(総合的食料安全保障レベル分類 IPC4/緊急事態以上)の数が4,500万人に上ると警告しました。この数字は、直近の4,200万人、また2019年の2,700万人から上昇しています。 緊急支援 食料安全保障 事務局長 アフガニスタン
2021 年 10 月 25 日 アフガニスタンで人口の半数が深刻な飢餓に直面、人道的ニーズが記録的レベルに拡大 アフガニスタンが世界最大級の食料危機に直面する中、国連は緊急的な支援を求めています。 ローマ/カブール ― 最新の分析によると、アフガニスタンでは11月以降、人口の半数以上、過去最大となる2,280万人が急性食料不安に陥ると、国連食糧農業機関(FAO)とWFP国連世界食糧計画(国連WFP)が25日、発表しました。この統計は総合的食料安全保障レベル分類(IPC)の最新の報告書に基づくもので、FAOと国連WFPが主導するアフガニスタンの食料安全保障と農業のクラスターが発表しました。 アフガニスタン
2021 年 10 月 21 日 日本と国連WFPは、ガーナにおける健康と栄養の改善のための官民パートナーシップを歓迎 アクラ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、ガーナの25万人が質の高い栄養・保健サービスを受けられるようにすることを目的とした官民連携プロジェクトに、日本政府から寄せられた4億9900万円(450万米ドル)の支援を歓迎します。 パートナーシップ ガーナ Japan
2021 年 10 月 21 日 国連WFPと日本がガンビアの栄養対応を支援 バンジュール ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、ガンビアの4万人の食料不安を抱える脆弱な人びとに栄養支援を行うため、日本政府から寄せられた150万米ドル(1億6400万円)の支援を歓迎します。 パートナーシップ Japan ガンビア
2021 年 10 月 15 日 ナイジェリア北東部で食料配給の削減へ:深刻な飢餓は5年ぶりの高水準に アブジャ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、危機的状況にあるボルノ、ヨベ、アダマワの各州で命を救う活動を継続するための緊急資金が確保されない限り、ナイジェリア北東部の50万人以上の女性、男性、子どもへの食料配給を間もなく削減せざるを得なくなると警告しています。 食料安全保障 緊急支援 ナイジェリア
2021 年 10 月 14 日 気候危機による未曾有の飢餓:世界食料デーに国連WFPが緊急の行動を要請 ローマ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、10月16日の世界食料デーを前に、気候変動による衝撃やストレスへ地域社会が適応をするため国際社会が緊急の行動をとらなければ、気候危機に起因する飢餓が急増すると警告しました。 気候 食料安全保障 緊急支援
2021 年 10 月 14 日 日本、国連WFPによるハイチ地震被災者への支援強化へ資金拠出 ポルトープランス ―WFP国連世界食糧計画(国連WFP)のハイチ事務所は、日本政府から141万米ドルの拠出を受け、ハイチ南部で発生した地震で被災した約3万人に今後6カ月間の緊急食料支援を行うとともに、国連人道支援航空サービス(UNHAS)などの重要な物流サービスも支援します。 緊急支援 地震 自然災害 ロジスティックスと輸送ネットワーク
2021 年 10 月 5 日 国連WFPはアファール州とアムハラ州で第1回目の食料配布を完了:ティグライ州で未だに必要な物資が不足。 アディスアベバ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、アファール州とアムハラ州への紛争拡大の影響を受けた人びとへの第1回目の食料配布を完了しました。しかし、人道支援の動きが様々な要因で妨げられているため物資が不足しており、ティグライ州での配布はまだ遅れています。 ロジスティックスと輸送ネットワーク 食料安全保障 紛争 エチオピア
2021 年 10 月 5 日 年末までにアフガニスタンで5歳未満児の半数が急性栄養不良、数百万人が飢餓に カブール ― 2日間にわたるヘラート訪問を終えたUNICEF (国連児童基金) アフガニスタン事務所のエルヴェ・ルドヴィック・ド・リス 代表と国連WFPアフガニスタン事務所のメアリー・エレン・マクグロアーティ代表は、アフガニスタン全土に広がる栄養不良と食料不安の悲惨な状況に警鐘を鳴らしました。アフガニスタンの子どもたちとその家族は、水や食料、基本的な保健・栄養サービスの安定的なが利用できず、長年の紛争と現在の経済危機の影響を受けています。 母子栄養支援 食料安全保障 緊急支援 アフガニスタン
2021 年 10 月 4 日 国連WFPノーベル平和賞受賞から1年 深刻化する紛争と飢餓 WFP国連世界食糧計画(国連WFP)がノーベル平和賞を受賞して、10月9日で1年が経ちます。国連WFPは授賞理由となった「飢餓が戦争や紛争の武器として使われることを防ぐ努力」を続けていますが、1年の間に紛争国の飢餓は深刻さを増し、新型コロナウイルスのパンデミックが世界的な飢餓人口の増加にも拍車を掛けています。2030年までに飢餓をゼロにするという持続可能な開発目標(SDGs)達成が危うくなる中、支援の必要性が、今まで以上に高まっています。