2017 年 11 月 14 日 南スーダン:収穫期でも続く飢餓の危機 依然として480万人が深刻な食糧不足 【2017年11月6日 ローマ/ジュバ(南スーダン)発】 長引く紛争のためにハイパーインフレーションが起き、収穫期を迎えているものの多くの人が食糧を得られずに飢きんが終わることはない、という報告が発表されました。深刻な食糧不足の状態にある人の数は10月から12月には480万人と予測され、昨年の同時期よりも140万人多くなっています。また、飢えに苦しむ人の5人に1人は5歳未満の子どもだとされています。
2017 年 11 月 3 日 コンゴ民主共和国を視察した国連WFP事務局長、 同国カサイ地域は人道危機に瀕していると警告 キンシャサ発ーデイビッド・ビーズリー国連WFP事務局長は、コンゴ民主共和国を4日間に渡って訪問し、中南部に位置するカサイ地域が紛争によって荒廃し人道危機に瀕していると警告しました。この地域ではおよそ320万人が深刻な食糧難に直面し、毎日の食料を手に入れることも難しい状況で、支援を必要としています。
2017 年 10 月 19 日 コンゴ民主共和国:紛争により、カサイで190万人が支援を必要 国連WFPは現在、シリア、イラク、中央アフリカ共和国などの国で飢餓に苦しむ大勢の人々を支援すると同時に、ナイジェリア、ソマリア、南スーダン、イエメンでも飢きんの回避のために日々奮闘しています。これらの緊急事態はほぼ全てが紛争に起因しており、紛争は飢餓の状況を加速度的に悪化させています。アフリカのコンゴ民主共和国で紛争によって発生した飢餓と、国連WFPの対応を伝えます。
2017 年 10 月 16 日 11月11日(土)レッドカップカフェ開催~世界の給食を知ろう! 国連WFPは10月1日から12月31日まで、世界食料デーキャンペーンとして、国連WFPの学校給食プログラムを推進するキャンペーンを行っています。キャンペーン期間中の特別企画として、普段はなかなか食べることのない、ラオスの給食を食べながら、世界の食糧問題や国連WFPの活動を知ることのできる、レッドカップカフェを開催します!国際協力に興味のある方、ボランティアに興味のある方、大歓迎!
2017 年 10 月 3 日 バングラデシュ訪問の国連WFP事務局長、国際社会へ支援を呼びかけ コックスバザール発―ミャンマーで激しい衝突が発生し多数の人々がバングラデシュに逃れている状況を受け、デイビッド・ビーズリー国連WFP事務局長はバングラデシュのコックスバザールを訪問し、国連WFPの緊急支援活動を視察するとともに支援を継続していくことを強調しました。
2017 年 9 月 28 日 「皆、夫や息子、兄弟、父親を亡くしたの」~バングラデシュに逃れたロヒンギャ難民の証言~ ミャンマーのラカイン州北部から隣国バングラデシュに逃れてきたロヒンギャ難民に対し、国連WFPは食糧支援を行っています。これまでのことや今の暮らしについて、女性たちの声をお聞きください。
2017 年 9 月 28 日 10月1日から3カ月間の世界食料デーキャンペーンを開始 国連WFPは「世界食料デー(10月16日)」に合わせ、10月1日(日)~12月31日(日)の3カ月間、「世界食料デーキャンペーン2017 つなげよう!一杯の給食、いっぱいの夢」を実施し、1万人の子どもたちに1年間給食を届けることを目指します。
2017 年 9 月 27 日 ロヒンギャ難民支援~バングラデシュでの食糧支援~ ダッカ発 - ミャンマーのラカイン州北部で激しい衝突が発生し、多くの人々が隣国バングラデシュに逃れています。国連WFPはこの人道危機を受け、バングラデシュのコックス・バザールに逃れてきた人々に対し食糧支援を行っています。
2017 年 9 月 24 日 10月1日から3カ月間の世界食料デーキャンペーンを開始 国連WFPは「世界食料デー(10月16日)」に合わせ、10月1日(日)~12月31日(日)の3カ月間、「世界食料デーキャンペーン2017 つなげよう!一杯の給食、いっぱいの夢」を実施し、1万人の子どもたちに1年間給食を届けることを目指します。
2017 年 8 月 17 日 コンゴ民主共和国 紛争により770万人が食糧難に 【2017年8月14日 キンシャサ(コンゴ民主共和国)発】国連食糧農業機関(FAO)と国連世界食糧計画(国連WFP)は本日報告書を発表し、コンゴ民主共和国における暴力の蔓延で避難民が増加する中、この1年間で3割増となる770万人が飢餓に直面している、と警告しました。
2017 年 8 月 10 日 9月13日(水)開催 キャリアセミナーのお知らせ このたび、国連WFPローマ本部より、WFP事務局次長ラミロ・ロペス・ダ・シルバが来日することにともない、9月13日(水)18時より上智大学にて、国連WFPで働くことに興味がある社会人や学生を対象にしたキャリアセミナーを開催します。
2017 年 7 月 27 日 最悪の食糧難とコレラ流行 国連WFP、ユニセフ、世界保健機関の3国連機関代表がイエメン訪問 【2017年7月26日 アデン/サナア(イエメン)発】紛争が続く中、食糧難とコレラが拡大し世界最大規模の人道危機に見舞われるイエメンを、デイビッド・ビーズリー世界食糧計画(国連WFP) 事務局長、アンソニー・レーク国連児童基金(ユニセフ)事務局長、ならびにテドロス・アダノム・ゲブレェサス世界保健機関(WHO)事務局長が合同で訪問し、以下のとおり共同声明を発表しました。
2017 年 7 月 26 日 『2017年 世界の食糧支援報告書』発表 7年間で食糧支援コストが2.4倍に 【2017年7月20日 ローマ/ジュネーヴ発】 国連WFPは本日、「2017年 世界の食糧支援報告書~実績検証と見通し~」を発表しました。報告書では、食糧支援が人道危機における救命や飢餓の根本原因解決にどのように役立っているかについてまとめています。また、世界で複雑な人道危機が同時多発し、支援ニーズが空前の高まりを見せる中、支援物資を届けるためのアクセスの困難さや、食糧システムの不安定さや非効率性が膨大なコスト増につながっていると論じています。
2017 年 6 月 23 日 南スーダン:飢きんが鎮静化する陰で、飢餓状態は拡大 【ローマ/ジュバ(南スーダン)発】 南スーダンで起きている飢きんは、大規模な人道支援により落ち着きを見せている、という報告が本日発表されました。しかし、いまも南スーダン全土で差し迫った状況が続いていることは変わりなく、毎日の食べ物にも事欠く生活をしている人の数は、2月時点の490万人から600万人にまで増え、かつて経験したことのない高いレベルの食糧不足に見舞われています。
2017 年 6 月 20 日 焼家直絵 国連WFP日本事務所新代表のインタビュー記事が中国新聞に掲載 6月8日に国連WFP日本事務所新代表に就任した焼家直絵のインタビュー記事が、6月17日付中国新聞に掲載されました。シエラレオネでのエボラ危機の際の人道支援の経験はじめ、焼家が国際支援に関心を抱くようになったきっかけや代表としての抱負を語っています。ぜひ御一読ください。掲載記事はこちら
2017 年 6 月 8 日 焼家直絵 国連WFP日本事務所新代表 就任のお知らせ 本日、国連WFP日本事務所の新代表として焼家直絵(やきやなおえ)が就任しました。16年にわたりシエラレオネなどでの支援活動や渉外など豊富な経験を持ち、日本事務所での勤務経験もあります。
2017 年 5 月 30 日 「食糧が尽きると、私たちは死んでしまうでしょう」-ナイジェリアからのストーリー 「資金不足はただのバランスシート上の数字なのではなく、飢えの苦しみによって夜通し寝られない子どもたちを意味するのであり、生命を失う事なのです。」紛争により、世界で最も深刻な人道危機がもたらされているナイジェリア北東部。180万人が家を追われ、資金不足により、食糧支援が削減されることを余儀なくされています。飢きんに直面しているナイジェリア北東部とイエメン、南スーダン、ソマリアに支援を届けるため、国連WFPは今すぐに資金を必要としています。そうでなければ、ブラマの家族のように、故郷に戻るという夢は、ただ生き残るという願いに取りかえられてしまうでしょう。
2017 年 5 月 23 日 報告書「大移動の根源:食糧安全保障、紛争と 国際移住の関係」要旨 国連WFPが今月発行した報告書『大移動の根源:食糧安全保障、紛争と国際移住の関係』の要旨を日本語でまとめました。食糧難が深刻になると、国際移住が増えることを実証しています。
2017 年 5 月 15 日 「WFPウォーク・ザ・ワールド2017」横浜みなとみらいを4,439人が歩く 5月14日(日)、今年で12回目となるチャリティーウォーク「WFPウォーク・ザ・ワールド」が開催され、横浜みなとみらいの名所をまわる5km、もしくは10kmのコースを歩きました。
2017 年 5 月 12 日 国連WFP新報告書―食糧難が大量移住の引き金に 故郷を離れ、移住を余儀なくされている人の数が全世界で記録的な水準に達する中、国連WFPは、食糧難が深刻化すると他国への移住増加の引き金になると発表しました。報告書によると、人口1,000人当たり、栄養不足人口の割合が1%増加すると、移住を強いられる人数が1.9%増加します。さらに、紛争が1年延びるごとに、移住を強いられる人数も0.4%増加する、と指摘しています。これは、食糧不足が深刻化している国や、紛争が起きている国では、移住が加速されることを示しています。
2017 年 5 月 8 日 国連WFP事務局長、レバノンとシリアを訪問 継続支援を訴える デイビッド・ビーズリー国連WFP事務局長はレバノンとシリアを訪問し、両国での支援活動について政府高官や連携機関などと協議しました。
2017 年 4 月 28 日 飢きん寸前のイエメン~救命は時間との闘い~ アンマン(ヨルダン)/サナア(イエメン)発-イエメンでは止まぬ紛争により世界最悪レベルの飢餓の危機が発生しており、700万人近くが、次の食事すらいつどこで食べられるのかわからず、食糧支援に頼るしかないという絶望的な状態にいます。
2017 年 4 月 25 日 ソマリアの干ばつ被災地に支援物資を空輸 21日、国連WFPは干ばつの被害が広がるソマリアへ、人々の命を救う支援食糧を空輸しました。食糧は、家を追われ食糧も調理器具もないような厳しい生活を余儀なくされている人々、とりわけ子どもを対象に配られます。
2017 年 4 月 7 日 新国連WFP事務局長にデイビッド・ビーズリー氏 3月末、アントニオ・グテーレス国連事務総長およびジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバ国連食糧農業機関(FAO)事務局長は、国連WFP執行理事会との審議を経て、デイビッド・ビーズリー氏(写真)を国連WFPの新事務局長に任命しました。
2017 年 3 月 29 日 新国連WFP事務局長にデイビッド・ビーズリー氏 アントニオ・グテーレス国連事務総長およびジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバ国連食糧農業機関(FAO)事務局長は、国連WFP執行理事会との審議を経て、デイビッド・ビーズリー氏(写真)を国連WFPの新事務局長に任命しました。