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パキスタンで洪水が発生 WFPが緊急食糧支援

昨年、大洪水で被害を受けたパキスタン南部が再び大雨に見舞われている。危機が高まるなか、WFPは食糧支援を拡大中。被害と支援の状況は以下の通り。

 

<被害状況>

●初期調査によれば、540万人が洪水で被災、66万5千棟が全半壊。180万人が避難生活を余儀なくされている

●洪水の起こった地域では、農作物の73%、家畜の36%が流された。

●シンド州では、洪水で通信網が被害を受け、飲み水が汚染された。

●特に被害が大きいシンド州では300万人が食糧支援を必要としており、WFPはうち250万人を支援予定。(残りは他の機関による支援を受ける。)

●シンド州では、5歳未満の子どもの17.5パーセントが急性栄養不良。

<WFPの支援>

●現時点で、WFPは最も被害が大きい5つの地域を中心に8万人に食糧を配給済み。

●配給しているのは、栄養強化した小麦粉、豆、植物油、塩、高カロリービスケット、乳幼児向けに栄養強化したひよこ豆ペーストなど(栄養不良の予防に有効)。

●食糧支援には、備蓄してあった食糧を配布しているが、近いうちに底をつく見込みのため、追加の支援が求められている。

●WFPは9月中に50万人に緊急食糧支援を行い、これを10月までに250万人に拡大することを目指している。

●食糧支援に加え、WFPは国連諸機関やNGO等に対し、物資の輸送等、物流面での支援も行っている。WFPの物流専門家チームが、道路などの被害状況の調査に被災地入りしている。

●WFPは今回の洪水以前より、去年の大洪水の被災者140万人に対して支援を行っている。

●今回の洪水を受け、国連諸機関やNGOが策定した支援計画では、3億5,700万ドルが必要とされている。このうち、食糧支援に1億7,400万ドル、物流支援に190万ドルの資金が必要。

★☆★ 洪水で被災したパキスタンの人々を救うため、緊急募金にご協力ください ★☆★

昨年の大洪水から回復しないまま、再度大規模な洪水に見舞われたパキスタンの被災者への支援活動に、温かいご協力をよろしくお願いいたします。

▼ゆうちょ銀行から

口座番号:00290-8-37418 加入者名:国連WFP協会

※通信欄に「パキスタン」とご記入ください。

▼手数料無料振込口座から

三菱東京UFJ銀行 店名:本店(店番001)

預金種類・口座番号:普通預金 0887110

口座名:トクヒ)コクレンWFPキヨウカイ

※領収書発行、ご寄付の使途指定につきましては、国連WFP協会までご連絡ください。

▼24時間受付可能なホームページから

http://119.245.211.13/cooperate/donat_online.html

※募金使途欄にて「緊急支援」をご選択のうえ、自由記載欄に「パキスタン」とご記載ください。

◎お問い合わせ先:国連WFP協会 0120-496-819

月曜~金曜(祝日を除く)9:30~17:30

※携帯電話・PHSからもつながります。

※ご寄付は寄付金控除の対象になります。