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シリアの危機が10年の節目を迎え、人道的状況は依然として悲惨な状況にあります。何百万人もの人々が家を追われ、残った人々は十分な食料を確保して生活を再建するために苦労しています。

 

紛争、大量の人口移動、前例のない経済的圧力が飢餓を助長しており、シリアの家族はこれまで以上に私たちの支援を必要としています。新型コロナウィルスのロックダウンにより家族は職を失い、同時に基本的な食料の価格は記録的な高値にまで高騰しています。これらの要因が重なって、全国の家族が貧困、飢餓、食料不安に追い込まれています。

 

現在、記録的な数のシリア人が食料不安に陥っており、1,240万人が基本的な食事を得るのに苦労しています。これは同国の人口のほぼ60%に相当し、昨年だけでも新たに450万人という驚異的な増加を記録しています。さらに180万人の人々が、緊急の人道的措置がとられない限り、食料不安に陥る危険にさらされています。

 

紛争と経済的圧力がすでに脆弱な家庭に圧力をかけ続けているため、多くの人々が生き延びるために、借金をしたり、資産を売ったり、食事の量を減らしたりといった有害な手段に頼るようになっています。紛争の最悪の年であっても、家族が今直面しているような経済的な圧力にさらされることはありませんでした。基本的な食事は、現在、シリアの大多数の家族の手の届かないところにあります。

 

2019年12月、シリア北西部とアレッポ西部で紛争がエスカレートしました。危機が始まって以来最大規模の避難の波の中で、100万人近くの人々が自宅からの避難を余儀なくされました。多くの人々は現在、過密なキャンプに避難しており、運べるものだけを持って避難しています。これらの避難民の80は女性と子どもであり、継続的な人道支援を必要としています。

国連WFPは直ちに対応を開始し、北西部での継続的な人道支援活動を拡大し、現在、トルコからの国境を越えた活動を通じて、毎月100万人以上の人々に緊急食料支援を提供しています。

 

何も残っておらず、この食料に頼って生きていくためには、国連WFPからの人道支援が欠かせません。

 

国連WFPはシリア全土で、最も弱い立場にある家族が最も必要としているときに食料が届くように活動を継続しています。

 

国連WFPのシリア(および周辺国)緊急支援

食料支援

国連WFPは毎月、シリア国内およそ300万人の避難民や紛争の被害を受けた人々に、世帯ごとに食料を提供しています。各配給は5人の家族をまかなうのに十分な量があります。近隣諸国では、国連WFPはシリアからの難民や、受け入れ側の貧しい人々を電子食料引換券で支援しています。

自立支援

シリア国内では、国連WFPは、パンの製造所の修復、養蜂の回復や強化、栄養強化食品の現地生産の促進、国連WFPの倉庫での雇用機会の創出等を通じて人々の自立や生計を支えています。また国外では、レバノンでの小規模な生計支援プロジェクトやキャッシュ・フォー・アセット(資産形成のための現金支援)、ヨルダンでの職業訓練による支援などがあります。

学校給食支援

国連WFPは、シリア国内の900近くの学校の子どもたち、およびエジプト、ヨルダン、レバノンの学校に通うシリア難民の子どもたちに栄養価の高い軽食を提供することで、彼らの教育を支えています。

栄養支援

国連WFPはシリア国内で、乳幼児、妊娠中および授乳中の母親を対象に栄養支援を行っています。これにより母子の栄養不良を防ぐことができます。

資金ニーズ 

国連WFPは、毎月何百万人ものシリア国内および近隣諸国の避難民に、緊急食料支援を十分に提供することの困難に直面しています。資金不足のため、国連WFPは既に支援食料のカロリーを減らさざるを得ない状況に陥っています。国内で支援物資を配布できるようにするための調達の準備期間が4ヶ月あることを考えると、国連WFPは2022年2月まで4億7,970万米ドルを必要としています。

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