お手製のエプロンで感謝の気持ちをジンバブエから日本へ

Published on 08 November 2017

アフリカ・ジンバブエ南部のマシンゴ州チレジ郡では、干ばつや洪水被害に見舞われた11,000人以上に対し、日本からの支援を用いて、緊急食糧支援が届けられました。9月、チピレ地区で日本大使館と国連WFPにより食糧の引渡式が行われた際、国連WFPの食糧袋を再利用し、リメイクしたエプロンを身に着けたノミサ・バロイさんに話を聞きました。

今年で47歳になるノミサさんは、地方の村で6人の子供を一人で養う母親です。「気候変動という言葉は、以前に他の村の人たちから聞いたことがあったけれど、自分自身がこの問題に直面するなんて思ってもいませんでした。しかし、去年ついに私の村でもエルニーニョによる干ばつが発生し、私の唯一の財産であった家畜の牛が死んでしまったんです。」

WFP/Nomsa Baloi

ノミサさんの村を含めたこの地域の大部分では、農業と牧畜のための用水を雨水に頼っているため、特に昨年の記録的な干ばつで深刻な食糧不足に陥りました。国連WFPは日本の支援のもと、夫に先立たれた女性やシングルマザーなど、特に最も弱い立場に置かれている人々を対象に、自立支援を実施しています。チピレ地区ではこのプロジェクトを通して、村人たちが灌がい用の貯水池の建設に参加する対価として食糧を配布し、干ばつなどの災害に強く、持続的な農業施設の設置を進めています。

ノミサさんも現在、他の村人と貯水池の建設に参加しており、国連WFPより毎月、主食のトウモロコシ粉、豆、食用油を受け取っています。日本からの支援により、ノミサさんのように本当に支援を必要としている人々へ一家の命をつなぐ食糧を届け、また雇用の機会を創出することができています。