ネパール:学校給食がはぐくむ勉強への情熱

Published on 18 October 2017

写真:WFP/Sikha Thapa

ネパールの貧しい農村で女の子が生きていくことには多くの困難が伴います。スムリティのような子どもたちにとって、毎日、学校給食があるということは、栄養たっぷりの食事をとることができるということと、学校で勉強できるということの二つの意味をもちます。

7歳のスムリティは毎日片道1時間かけて登校しています。スムリティは友人と共にネパール中西部にある小さな村から一緒に通っています。そんな子どもたちにとって、ジャンタ小学校はただ勉強をする場所ではなく、夢と希望を叶えるための場所でもあります。「学校に通って勉強して、大人になったら、先生になるんです」とスムリティは教えてくれました。

食料価格の高騰や、頻発する自然災害の影響で、スムリティの暮らすダイレク地区では貧困と食料不安が蔓延しています。貧しい家庭では食事を抜いたり、食料を買うために財産を売るなどして現状を凌いでいます。この地区の識字率は52%と、ネパール全体の81%に比べてはるかに低く、親が子どもを満足に食べさせることも、学校に送りだすことにも苦労することが珍しくありません。

食料不安と低い識字率の改善に取り組むべく、国連WFPは1996年にネパールで学校給食プログラムをスタート。それ以来、貧しい家庭の子どもたちが小学校に通えるよう学校給食支援を続けています。学校給食プログラムでは、女子児童への支援を強化しています。女の子たちは、学校に通うようになっても、家での仕事もあるため、放課後、学校の外で勉強することが困難です。子ども、特に女子児童を教育することは、包括的な発展や貧困と差別の解消、食料安全の改善に向けた大切な一歩です。

ジャンタ小学校の児童たちにとって、給食があるということは勉強ができるということです。「私は学校給食で出されるハルワが好きです。おいしくて、おなかもいっぱいになるし、1日中空腹のまま過ごさないですみます」とスムリティ。バガワティ・タパ校長は、「出席率を上昇・維持するために、学校では児童に栄養満点の給食を提供しています。給食は児童たちを学校に通学させる上で欠かせない役割を果たしています」と説明してくれました。

国連WFPは、ネパールを含む世界約60カ国で学校給食プログラムを実施しています。
子どもたちが学校に通い続けられるよう、引き続きのご支援をお願いいたします。

 

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