コンゴ民主共和国:カサイ地域で320万人が深刻な食糧不足 飢きん発生目前

Published on 23 January 2018

WFP/Marco Frattini

【2018年1月17日  キンシャサ(コンゴ民主共和国)発】国連WFP、ユニセフ(国連児童基金)、FAO(国連食糧農業機関)の3つの国連機関は、コンゴ民主共和国で数十万人のもの人々の命を救うための時間が限られていると厳しい警告を発表しました。

5歳未満児40万人が重度の急性栄養不良に

紛争のために避難を余儀なくされた農民たちは、植え付け期を3期連続して失いました。そのために、人々には食べるものがほとんど残されていません。食糧支援は彼らのニーズに応えきれていません。カサイ地域で深刻な食糧不足に直面している320万人のうち、12月に支援を届けられたのはわずか40万人です。75万人以上が依然として避難生活を余儀なくされています。林に隠れ住んでいた63万人近くの人々が焼き払われた村に戻りましたが、食糧生産を再開するための支援を必要としています。地方のコミュニティの90%以上が、農業以外に生きる術をもっていません。

「農業こそが、人々の生活を再び生産的にする唯一の方法です。農業は、食糧を生産し家族に収入をもたらすだけでなく、彼らの希望、尊厳そして自立を回復できるのです」とFAOコンゴ民主共和国の臨時代表アレクシス・ボンテは述べました。

子どもたちの栄養状態は特に深刻です。「少なくとも40万人の5歳未満児が重度の急性栄養不良に陥っています」とユニセフ・コンゴ民主共和国事務所代表代理のタジュディーン・オイウェイルは話しました。「彼らはすぐに保健、水と衛生、そして栄養の支援を得られなければ、命を落とすことになるでしょう。子どもたちが必要とする適切かつ質の高い食事を得られるようにするために、長期的に食糧が確保され、食事とケアの慣習が改善されなければなりません」

飢きんの予防、時間との勝負

国連機関とパートナー団体は、カサイ地域の人々に食べ物を提供し、子どもたちの栄養不良と闘い、緊急事態への適応力を強化するために、時間との勝負を迫られています。しかし、状況は不利です。公共インフラは限られ、治安状況が悪く、資金も不足しています。

国連WFPコンゴ民主共和国のクロード・ジビダー事務所長は、「各国によって支援が提供される兆しがあるものの、発生している人的被害の規模の大きさに対して獲得できた財源はまったく不十分です。コンゴ民主共和国政府と国際社会は、カサイ地域での大規模な飢きんの発生を予防するために、あらゆる分野での支援に再び取り組まなければなりません。それが迅速かつ共同に実施されなければ、多くの人が命を失うことになります」と話しました。

(公財)日本ユニセフ協会提供の日本語訳をもとにしています。

 

 

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