日本政府、バングラデシュの避難民に対し1,500万米ドルの支援

Published on 30 November 2017

コックスバザールの難民キャンプを視察する河野外務大臣(2017年11月19日)

ダッカーバングラデシュに流入した避難民に対して国連WFPが行う緊急支援に、日本政府は合計1500万米ドル(約16 億5,000万円)の緊急無償資金協力を行うことを決めました。

国連WFPバングラデシュ事務所のクリスタ・レダー代表は「この度の多額のご支援を感謝いたします。避難民のみなさんが生きるための食糧を届け、より効果的な支援を続けていく国連WFPの活動にとって、この資金の重要性は計り知れません。」と話しています。

日本の拠出金は、バングラデシュで避難生活をおくる人々に対する食糧支援や、地域社会参加による小規模インフラ整備事業、そして人道支援コミュニティ全体をサポートするために国連WFPが行っている緊急物資輸送支援や緊急通信サービスに充てられます。 バングラデシュのコックスバザールで支援を必要としている100万人以上の人々に食糧を届けるためには、来年2月までにさらに5,500万米ドル(約60億5,000万円)が必要です。

国連WFPは、今年8月のミャンマーのラカイン州北部での衝突以降にミャンマー側から避難してきた約70万人、衝突以前に避難してきた約30万人、そして避難民受け入れの影響をうけている地元コックスバザールの脆弱な立場の人々約20万人の支援をしています。

日本からの支援は、2月までの支援に必要な資金の約5分の1にあたります。

日本の支援は、緊急時の人道支援のための物資輸送や通信サービスを提供する国連WFPの活動にも充てられます。国連WFPは、バングラデシュにおいてこれまでに支援物資の円滑な輸送を支える道路の補修や橋の建設に加え、人道支援団体が共有して利用できる物資備蓄・輸送拠点を建設しました。