バングラデシュ訪問の国連WFP事務局長、国際社会へ支援を呼びかけ

Published on 03 October 2017

写真:WFP/Saikat mojumder

コックスバザール発―ミャンマーで激しい衝突が発生し多数の人々がバングラデシュに逃れている状況を受け、デイビッド・ビーズリー国連WFP事務局長はバングラデシュのコックスバザールを訪問し、国連WFPの緊急支援活動を視察するとともに支援を継続していくことを強調しました。

ビーズリー事務局長は、「目の前で愛する人が殺され命からがら逃げてきた人々の話を聞いて、胸が締めつけられるようです。こんな恐ろしいことはもう起きてはなりません。人々の多くは、ミャンマーにいた頃も国連WFPの食糧支援を受けていましたが、故郷に無事帰れる日までは、バングラデシュで国連WFPが食糧支援を行っていきます」と述べました。

4月に事務局長に就任したビーズリー事務局長がバングラデシュを訪問するのは今回が初となります。事務局長は、クタパロング難民キャンプに隣接した地域で国連WFPの食糧配給を視察。この地区は政府がミャンマーから到着する人々のために用意した土地で、面積は8平方キロメートルを超えますが、雨露をしのぐだけの粗末な住居にこの1カ月で数十万人が入居しました。ビーズリー事務局長はこの地区を回り、難民登録をした人々が電子食糧引換券を用いて食糧と引き換えることができる商店などを視察しました。

「国連WFPは、ミャンマーから多数の人々が押し寄せてくる状況を受け迅速に緊急支援を開始し、この1カ月間で50万人近くに対して命を救う食糧支援を行いました。資金提供をしてくださった皆様に大変感謝しております」とビーズリー事務局長。

国連WFPは、国境付近および避難地域に到着した20万人以上に対して、すぐに食べられる栄養強化ビスケットを配布し、また46万人に対し米を提供しました。今後、状況が落ち着けばより高度な支援内容に移行する予定で、特に妊産婦や乳幼児に対する栄養支援や、市場に融合する形での電子食糧引換券の支援プロジェクトを発展させていく予定です。

新たにミャンマーから到着した人々の他にも食糧支援は行われています。正規キャンプでは難民登録をした3万4,000人に対し電子食糧引換券を配布し、また仮のキャンプでは、2016年10月の衝突以降に到着し、登録を受けていない7万2,500人に対し、米配布と栄養支援を行っています。

 

国連WFPでは、バングラデシュをはじめとした世界各地で緊急支援を行っております。皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いします。

 

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