ロヒンギャ難民支援~バングラデシュでの食糧支援~

Published on 27 September 2017

WFP/Saikat Mojumder

ダッカ発 - ミャンマーのラカイン州北部で激しい衝突が発生し、多くの人々が隣国バングラデシュに逃れています。国連WFPはこの人道危機を受け、バングラデシュのコックス・バザールに逃れてきた人々に対し食糧支援を行っています。

以下、現在の支援状況です。

・46万人を登録し、今後6か月間、2週間おきに25キロの米を配布予定。これまでに少なくとも1回は配布済み。

・20万人以上に緊急食糧支援として栄養強化ビスケットを配布。このビスケットは2~3日分の食事となるもので、調理が不要ですぐに食べられます。

・特に懸念されるのは、空腹にさいなまれひどい栄養状態で国境を越えてきた女性と子どもたち。到着後も極めて簡素な住居での暮らしを余儀なくされています。国連WFPは、乳幼児や妊婦、授乳中の母親計6万人近くに対し、小麦と大豆の粉にビタミン・ミネラルを添付した栄養価の高い「スーパーシリアルプラス」という栄養強化粉を配布しました。

・バングラデシュに逃れてくる人々は増加する一方です。国連WFPや連携機関は支援物資の配布に先立ってこれらの人々の登録作業を進めています。今後、国連WFPは米に加え、豆や食用油も配布する予定です。

・今後6か月間、109万人に対し食糧支援を行うには、7,270万米ドルが必要です。支援対象者の内訳は、新たにバングラデシュに逃れてきた人70万人、8月以前に逃れてきた人7万5千人、すでに登録済みの難民3万4千人、難民受け入れ地域に元から住んでいる住民20万人です。

・国際移住機関(IOM)によれば、8月25日以降、バングラデシュに逃れてきた人々は43万6千人にのぼります。