ハイチ クーポン券を使った食糧配給開始

Published on 01 February 2010
WFPは1月30日、ハイチの地震被災者への支援活動を拡大させるため、クーポン券による食糧配給を開始した。

ハイチ政府のリーダーシップのもと、WFPは国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)、米軍およびNGOと連携し、ポルトープランスに設置した16の食糧配給所において、今後2週間で200万人への食糧の配給を目指す。

WFPはポルトープランスの地元行政と連携し、最も支援を必要とする家庭を選定、クーポン券を配布する。クーポンを受け取った人は、市内16の食糧配給所で一世帯あたりコメ25kgと引き換えることができる。配給所では、秩序が守られるよう、女性のみが列に並びコメを受け取ることができるが、WFPと地元行政は、支援を必要とする男性が排除されることのないよう配慮している。

「ハイチでの支援活動は、WFPの歴史上、最も難しい支援活動です。そのため、今までは、取り急ぎ被災者に食糧を配るという形で活動を行わざるを得ませんでしたが、今後はクーポン券を利用することにより、支援活動を大幅に効率化し、もっと多くの被災者に、もっと早く食糧を配ることができます」とWFPのジョセット・シーラン事務局長は述べた。

WFPは道路や通信網が寸断された状況の中でも、地震発生からおよそ60万人を対象に、1,600万食以上の食糧を配給した。今回始まったクーポン券による配給に加え、ポルトープランス市外で被災した人々への食糧支援や、病院や孤児院での専門家による支援活動も続行中。