数字で見る飢餓


1.    世界では、およそ7億9,500万人(9人に1人)が、健康で活動的な生活を送るために必要かつ十分な食糧を得られていません。

 

2.    飢餓に苦しむ人々のほとんどは開発途上国に住んでいます。途上国では人口の12.9%が栄養不良です。

 

3.    地域別の飢餓人口の人数は、アジアが最大(全世界の3分の2)です。近年、南アジアでは、飢餓人口が減少していますが、西アジアではわずかに増加しています。

 

4.    地域別で最も飢餓人口の割合が高いのは、サハラ砂漠以南のアフリカです。この地域では、4人に1人が栄養不良です。

 

5.    5歳になる前に命を落とす子どもの半数近く(45%)は栄養不良が原因です。その数は毎年、310万人にのぼります。

 

6.    開発途上国の子どもの6人に1人(約1億人)は低体重です。 

 

7.    世界の子どもの4人に1人は、発育阻害の状況にあります。開発途上国では、この割合が3人に1人にまで達します。
※発育阻害……年齢の割に背が低いということで、慢性的栄養不良の代表的な症状

 

8.    もし、女性の農業従事者に対し、男性の農業従事者と同程度の資源を提供することができれば、世界の飢餓人口は最大で1億5,000万人減らすことができます。

 

9.    開発途上国全体で6,600万人の小学生が空腹のまま学校に通っています。そのような子どもはアフリカだけで2,300万人もいます。

 

10.    空腹状態で学校に通う子ども6,600万人に学校給食を届けるために、国連WFPは年間32億ドルが必要になると試算しています。

 

出典

1: 世界の食料不安の現状 2015年報告, FAO, 2015
2. 世界の食料不安の現状 2015年報告, FAO, 2015
3. 世界の食料不安の現状 2015年報告, FAO, 2015
4. 世界の食料不安の現状 2015年報告, FAO, 2015
5. Series on Maternal and Child Nutrition, The Lancet, 2013 
6. Global health Observatory, WHO, 2012
7. Prevalence and Trends of Stunting Among Pre-school Children, Public Health Nutrition, 2012 
8. 『世界食料農業白書 20010-11年報告 農業における女性―開発に向けたジェンダーギャップの解消―』 , FAO, 2011
 Women in Agriculture: Closing the Gender Gap for Development, FAO, 2011
9. 国連WFPの学校給食プログラムWFP, 2013 
10 国連WFPの学校給食プログラムWFP, 2013