飢餓を防ぐ


 

飢餓を防ぐ 

国連WFPでは、緊急支援が終わると、復興支援に移行します。ねらいは、根本的に飢餓の負の連鎖から脱し、長期的に飢えを防ぐことです。

今日食べるものがないという差し迫った状況では、明日のことはなかなか考えられません。そこで、国連WFPは画期的な食糧支援を行い、貧しく弱い立場の人々を食べ物の心配から解放し、彼らとその家族、および地域社会が持続可能な未来を築く手助けをします。

国連WFPが飢餓を防ぐために行っている活動をいくつかご紹介します。

学校給食プログラム

 国連WFPは途上国の学校で栄養価の高い給食を提供しています。これは、飢えを防ぎ、子ども達の健全な発育を助けると同時に、親が子どもを毎日学校へ通わせる重要なきっかけとなります。学校給食は子どものお腹を満たし、子どもは学習に集中できるようになります。しっかりとした教育を受ければよりよい未来がひらけ、飢えから抜け出す糸口を見つけられます。学校給食プログラムは特に女子の支援に役立ちます。

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自立支援

地域の自立のため、道路や井戸、かんがい設備等の生活基盤の建設・修復工事を支援し、地元住民に労働を呼びかけています。働いた人には労働の対価として国連WFPから食糧や、食糧を買うための現金が配給されます。支援により当面は飢えから解放されることで、人々は生活向上や農産物の増産につながる生活基盤をつくり、自立に向かうことができます。

同様に、国連WFPは職業訓練を受けた人にも対価として食糧や現金を配給し、自立を促しています。

HIV/エイズ

HIV/エイズによる生活の困窮を和らげるため、国連WFPはHIV/エイズと共に生きる人々に食糧を配給します。この支援により、家族を扶養し続けることができます。また、エイズ孤児が増え続ける中、次世代の食糧生産者となる子どもに、生きていくための大切な知識や技術を伝える時間をより長く持つことができます。

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 前進のための食糧購入(Purchase for Progress, 略称P4P ) 

国連WFPは、すでに、支援活動に使う食糧の多くを開発途上国で購入しています。P4Pは、国連WFPが途上国の小規模農家から、余っている作物を適正な価格で買い取り、それを支援食糧に用いるというもので、国連WFPの購買力を利用した支援プロジェクトです。農家は、安定した買い手に妥当な値段で生産物を売ることができるようになり、その利益でさらに生産を増やせるようになります。この取り組みは、全ての人々にプラスになります。 

女性への支援

女性への支援は、飢えと貧困をなくすために最初にすべきことであり、また最も早い解決法であると国連WFPは考えてきました。緊急支援の場においても、復興支援の場においても、生きていく上に必要なものを平等に得られるよう、特に留意しています。